あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

どんぐりごろごろ

2019-11-04 00:57:05 | 植物
 前回の記事の天川の棚田。少し坂を上って一番高いところからコスモスを見下ろしたとき、反対側に大きなカシの木があるのに気づきました。

 

 高い場所にいるものですから、枝が目の前に。小さなドングリがいっぱいなっていました。これはすごい、幹はどのくらい太いのか、と下に下りてみましたら、まだあおいドングリがばらばらと落ちていました。



 予想どおりすばらしく風格のある立派なカシの木でした。

 

 広げた枝は



 いやあ、この木のドングリが全部落ちたらこのあたりはどうなるのかしら。大半はころころと転げ落ちて分散するのでしょうが。

 うちのカシの木もドングリを落としています。



 ウバメガシとアラカシ?
 ウバメガシは例年よりずっと大きく、アラカシは小さめ。なので今年は体格差が大きいです。

 もう、ドングリの季節だねえ、ドングリ拾いに行こうか。ヨウコとウマオを誘って、去年自然観察で見つけた兼久の大池に行ってみました。

 もう、これはころころではなくごろごろでしょ。



 すごいこと落ちているのですが、名前がわかりません。
 
 道の途中にツブラジイの木があって、これははっきりしています。母が好きだったので、おつきあいで拾いに行きましたから。また、去年の自然観察会でも教えてもらいました。


 あ、まん中の黒いのはシイの実ではないかも。周囲に落ちている、実の見えないのは確かにシイの実です。
 
 わたし、帰ってから珍しく調べてみたのですよ。
 ドングリの下の方、帽子と呼んでいるところを殻斗と言うそうです。しいのみ(ツブラジイ、スダジイ)の殻斗は鱗状で、乾燥すると三つに割れてひらくそうです。左端にそんなのも見えています。ちなみにカシの実の殻斗は横縞模様です。

 ドングリとは関係ないけど、きれいな羽の一部が



 サツマニシキかな? 数は多くないけどこのあたりにはいるんですね。

 問題はこれ。 シイの実に混じって大きな立派なドングリが



 
 最近落ちたらしく泥もついてなくてきれいなのがいっぱいありました。
 



 白い粉がふいたようになっています。
 「これを拭いたらねえ、ぴかぴかになるんよ。」ヨウコがいいました。そうなんです。
 枝ごと落ちたのがたくさんありました。
 これも大きな木です。



 葉っぱと実と幹と揃えば判別もできるのでしょうが・・・・わたしはこれはマテバシイではないかと思いました。
 
 これも帰って調べたところ
 〇鱗状の殻斗
 〇ワックスのかかった白っぽい実(ヨウコのいうように磨くとぴかぴかに)
 〇枝ごと落ちている。

 条件は合っています。ただ、シリブカガシというのがあって、どうもこれによく似ているらしいです。そういえば去年、この名前も聞いたような気がします。だけどマテバシイなら食べられるはず。

 これは煎ってたべてみるしかない・・・・か。



 
コメント (4)
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