佐倉の歴博は楽しいねぇ
佐倉の歴博に半日いた。図書館に行ったのだ。現代民俗学研究という研究誌を拝読しに。県立図書館にも、どこにも無いから、インターネットで調べた。そしたら佐倉の歴博だけにあったのだ。県内では。事前に電話をして予約して、いつもよりはかなり早い電車でルンルンと出かけた。
以前、成田市内の県立高校に教頭で勤務していたので、佐倉は知っているつもりであった。しかし、おっとどっこい。JRの佐倉駅からの行き方をワスレテいた。というより、最初から知らなかったのだ。笑ってしまった。駅の観光案内所でお聞きしたら、まぁなんと親切なことであることよ。たぶん、ちょー田舎から出てきたお上りさんとでも思ったのかもしれない。さぇねぇ顔をしているからなぁ。洟こそ垂らしていないけど、人格の卑しさがもろに出ている顔だからなぁ。ほんとうにオレは、顔のことに関しては自己嫌悪であるのだよん。
(>_<)ゞ
そして、Busに揺られて着いた。入り口の前まで連れていってくださるのだ。ありがたいではないか。まったくありがたい。料金が160円。これまた感動的である。年金生活をしているのだから、こういう安価なことにすぐ感謝してしまうのだ。
図書館で、お願いしていた研究誌を拝読した。なんとまぁレベルの高いことよ。オレ如きでは難し過ぎる。こういう学術誌は初めて見た。そりゃ専門外は、内容がわからんから、ちんぷんかんぷんだけど。すこしばかりかじった分野で、こうまで難しいとこりゃ進路選択を間違ったなと思うくらいにレベルが高い。さすがに日本を代表するレベルの大学がやっている学会だけのことはある。
数枚コピーを取らしていただいた。これが目的であったからである。貸出はできないと言われていたからでもある。しかし、こんな環境で勉強できたらしあわせだろうなぁ。たしか、ここにも大学院大学があったような気がするが。違ったかな?
イベントをやっていた。
古代、中世、近世といろいろと経巡ることができる。民俗学の催し物もあったので、喜んで行った。あああああ、よだれが出そうな貴重な資料がたくさんあった。宮本常一せんせの等身大の写真もあった。ふるいつきたくなるような宮本先生の笑顔もあった。柳田国男先生のもあった。折口信夫先生のもあった。
沖縄の芸能コーナーもあった。ミロク神の仮面もあった。ちょっと名称が違っていたけど、いちおうミロクで書かせていただく。
小学生が見学に来ていた。この年齢からここに来て、こういう環境で学ぶことができるというのは、実に仕合わせなことである。すばらしいことである。近辺の小学校の生徒であろうけれども。
夕方、在籍校に戻ろうと思って、成東駅の待合室で遅い昼食を食べていた。待ち時間が、45分もあったからである。ところが、今日は雨模様であった。待合室で原稿を打っていたのだが、在籍校に戻ることは断念した。次の電車で家に帰ることにした。これが結果的には良かった。
夜、中国語講座があったからである。それに、その前に、愚生の駄文をある学会に送らなければならないからである。家に帰ってからも、ずっと原稿書きをしていた。なんども見直して、とうとうメールで送った。ひとまず、これで一応の仕事は終わったのである。
中国語講座に行った。
そしたら試験をしていた。あ、っと思った。オレは最劣等生でなんにもわからんからである。
(*_*) マイッタ。
また劣等生になっちまったよん。高校のときもそうだったなぁ。周囲は、秀才ばっかりであったし。しかし、ちょっと中国語に真剣に取り組まなくちゃならんな。オレより年上の人が、簡単な会話をしとるのだ。許せないなぁ。わははははは。
講師の先生が、中国語が自然に学べる環境にあるといいですよねと言われたので、オレは困った。オレの周囲には中国語を話せる人がダントツに多いのだけれども、みんな論文書きで忙しくて、オレのようなみっともないじじいは眼中にないのだ。あたりまえだ。誰だって、自分のことしか考えていないのだし、じじいの面倒なんかみちゃいられねぇってやつだよん。(^0^)
いいんだ、いいんだ。
密かに勉強してやるから。
今に見てオレ!
わはははっはははっはである。
(^_-)-☆