国の政策どおりに、大学院なんぞに行ったら就職できませんよん(^0^)
大学院に行っても就職できない。と言われている。特に文科系。事実であろう。大学院卒業者の多くが、高学歴ワーキングプアーと呼ばれて、浪人をしているのが殆どである。
これは、国の政策が大学院重視に振ったからである。少子化でもって大学の学部に入ってくる人数が少なくなっている。だから、せめても大学院くらい充実させて大学経営の原資をというもくろみからである。いまじゃ、大学院のない大学の方が少ないのではないのか。テレビに出てくる教授の先生方も、***大学教授ではなく、***大学大学院教授と名乗っているのも、なんだかきな臭いと感じているのじゃが(^0^)。
法科大学院もそうである。これほど見事に失敗してしまった教育政策はない。
弁護士とか司法関係の仕事をしたくても、できないのであればなんのために法科大学院に行ったのであろうか。
ましてや、文学系の大学院では話にならない。つらつら考えてみるに、地方国立大学の大学院も合格率がかなり高い。ある国立大学大学院なんか、***%で合格してしまうのだ。もっとも博士後期課程だけれども。
地方国立大学大学院を出てもその地方国立大学の教員になれるのだったら、まだいい。しかし、それは絵空事である。なれないのである。地方であるが故の悲嘆がつきまとっているのである。はっきり言って通用しないのである。地方であるが故の悲嘆と言うことはそういうことである。
旧制の帝国大学レベルならば、権威もあるだろうし、ものが違うのである。
どーも、我が日本の場合は、そういう情報を裏にしまい込んで、高学歴ワーキングプアーを作り出しているような気がしてならないのじゃ。
ボキのように生涯学習でもって、定年退職してから学び直しで通学するのならわかる。就職するつもりはまったくないからである。仕事で研究職につきたいと思ったことはただの一度もないし、国がそれを許可しないだろうから。さらに、ボキ如き、そんな能力もない。これまで通ってきた大学は、人に自慢できるようなもんではまったくなかったからである。二流を通り超して、三流。あわせて「二十三流大学」であったから。
わははっははははっははははっははははは。
研究者を目指している若い方に申し上げたい。つまり、そういうことを考えるのには、経験上かなり厳しいのである。国の大学教員許可基準というのがあるからである。志願者の5年以内の論文数を国はかならずチェックするし。条件に満たない輩は、排除されるのである。
しかし、若い方の中では大学で教えてみたいと思っている方は多いだろうと思う。だから、かわいそうでならないのである。
やりたい人には、道を開くべしと思っている。それが日本全体の学問のレベルを上げるだろうとも。
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だから、ボキは、大学の学部を卒業したら可能な限り就職してカネを稼いだ方がいいと思っているのじゃ。
マジに。
それから生涯学習でもって学び直しをしてみたかったら、もう一度大学に行けばいい。
惚けにならないで済むかもしれないではないか。
暇なのを紛らわすこともできるし。
14:00になった。
さ、これからgymにでも行ってくるつもりである。
Bye-bye!