昨日、ボキが30年ほど関わってきた柔道教室(ボランティア)の総会があった。ちなみに小学生の卒業を祝う会でもあった。
歩いていった。片道70分かかった(^0^)。まったく歩くのが好きである。ホントウは出席をお断りしていたのであるが、一昨日に一切の用事が終わったので行くことにした。要するに宴会である。
かつての弟子たちが今は指導者になっている。みんな立派になった。感慨ひとしおである。たいしたものである。
挨拶がである。よくまぁこんな立派な挨拶ができるようになったものだと、感激していた。指導者も監督もである。
で、ふと思った。
やはりいつまでたっても、実技や勝負、強くなることが主眼になっているのだ。これはしょうがないと言えばしょうがないのであろう。スポーツは結果を出してこそであるから。
ボキはどうだ?
成果がない。まったくない。
しかしである。
嘉納治五郎先生の影響は受けた。受けたどころか、教育者としての目標でもあった。嘉納治五郎全集も読破した。つまり、職業人としてのこれがバイブルでもあったのだ。
ボキは柔道は弱かったが、嘉納治五郎先生にからはおおいに学んだ。
それだけである。それだけ。
だから、でかい面シテ他人に説教することなんかできるわけもない。
表舞台にも立てない。
当然表彰式にも呼ばれない。
当たり前である。負けてばかりの人生だったから。勝ったことなんぞないからである。
素人であるから。
ううううううううううううううううううううううううううううううむ。
でも、こんなジジイでも小学生たちと一緒に稽古をしてみたいと、久しぶりに思った。昨日は。
だから、今週の土曜日から稽古に参加してみようかと思っている。
寝技専門ならできそうだから。
そもそもボキは、これまでの人生そのものが寝業師だったからなぁ。
わはははっはははっはははははははっははは。