22:00である。今、帰ってきた。
ちびっ子柔道教室に行ってきた。
病気をしてから、ずいぶん久しぶりになる。寝技専門でやってきた。さすがに、立ち技はできなくなっていた。それよりなにより、立ち技は恐ろしい。
行って良かった。
増上慢を、このみっともない鼻をへし折られたからである。嘉納治五郎先生の信奉者であるからである。教育者として、どのような生き方をしてきたのかと叱られたような気がしていた。
なんのためのこの4年間であったのだろう。回り道も甚だしい。生涯学習ごっこと自称して、なんの成果もなかったし、収穫もなかった。時間を無駄にしていたのかもしれない。
結局、嘉納治五郎先生の元に戻ってきただけであったのだ。
そもそもが、能力もねぇのに博士になりたいと思ったのが運の尽きであったのじゃよ。
なんだか、とても嬉しくなったのだ。
今日は、元に戻ったボキを発見したからである。
なにしろ小学生が二十人もいた。
かわいいこと限りなし。
将来がある。彼ら、彼女らには。
ジジイのボキは、見守るだけである。
投げられ役専門、あるいは抑えられ役専門。
それで良いのじゃよ。
指導者には、かつてボキが指導していた高校柔道部の教え子もいる。彼とも今日は話をした。孫ができて、ボキは相当気持ちがやさしくなってしまったから、柔道みたいな格闘技はふさわしくない。
そんなことを話した。
でも、良かった。
気持ちがさっぱりした。
また行こうと思う。
やることがないとか、行くところがないとかくだらないことを打鍵しているヒマがあったら、こういうボランティアをやるべしである。
さ、寝ます。
アチコチ痛いので(^0^)。
(=゜ω゜)ノ