佐倉に出稼ぎに行っていた。21:22である。こんな時間になってしまった。それにしてもバイトが好きだなぁ。4時から仕事を始めたので、こんな時間になってしまったのである。電車で往復していたし。
困っているから、ボキのようなジジイに助っ人を頼んでくださるのだ。だから、喜んでやらせていただく。頼まれたということは、ボキもまだ役にたつだろうと仲介をしてくださる方が考えたからである。ありがたいもんである。なんだかんだと、やっているとそれがさらに広がっていく。
このあいだも、某高校から非常勤の講師依頼がきた。今回は断念した。週に18時間もやったんじゃ、健康を害してしまうからだ。ボキの年だったらせいぜい10時間である。それ以上やっても意味がない。
それにしても佐倉の桜は(ダジャレではない)、きれいだったよん。
こういうのを見ていると、またまた流れもんの旅に出たくなる。桜を追ってである。西行のようにである。
月曜日、古女房殿がベトナムに行くから成田空港まで送っていかなくちゃならない。ついでだから、そのまんま栃木あたりまで桜を見にでかけてこようかと思っている。すなおに家に帰っても、どうせ誰もいないしつまんねぇではないか。
古女房殿は、女学校の同級生と一緒に飛行機で飛んでいくから、ボキは亀のように地面をソロリソロリと移動である。飛行機に比べたら、ボキの愛車なんぞ遅いからだ。
春というのは人間をアホにしてしまう。桜がいけないのだ。きれいなものを見て、狂ってしまうからだ。風狂のヒトになっちまう。元々アタマは・・・・いるけどねぇ、こっちは。
それに女性まできれいに見えてくるから、ますますアホである。
路傍の雑草まできれいに見えてくる。
ぽつんと置かれているお地蔵さんまでいい顔をされているなぁと感じてもいるし。
なんでもかんでもきれいに見えるというのは、良いことである。
久しぶりに電車に乗ったから、疲れてしまった。千葉市の某高校でバイトをしていたときは、それなりに通勤は楽だなぁと思って通っていたけど。もうダメですな。この学校も3月でクビになったし。さわやかにおさらばしてきたけど。良い学校でしたよ。生徒も優秀だったし。
昨夜、大吟醸日本盛を呑んじまったので、今日はしらふである。呑むものがない。せっかく学事出版からいただいた原稿料で買った大吟醸である。かんたんに全部呑み干しては出版社に失礼だ。ちびちびと味わいながらとやりたかったが、日々安酒で我慢していたから、あっというまに無くなってしまった。
こういう夜は寝るに限る。
落語でも聞きながらである。
(_ _)