おとなの週末8月号は夏カレー特集

こんばんは。

ド長文書いたものだから時間がなくなってしまい
追記が随分遅くなってしまいました。
「おとなの週末」(講談社刊)2006年8月号
夏カレー45店の特集です。
巻頭から14ページとなかなかのボリュームです。
中身を見てみると、予想はしていましたが
ほとんど行った事のないお店ばかりでした。

先日のdancyuみたいに0ではなかったですが、訪問した
事のあるお店は以下の通り。

伽哩人(3位)
もうやんカレー大忍具(9位)
パク森(13位)※ただし訪問はカレーミュージアム店のみ
ボンディ(18位)
日比谷松本楼(19位)
夢民(31位)
キャンディストリート(関内店・34位)

掲載されている45店中7店と、改めて自分の偏りっぷりを思い知りました。

しかし、そんな事より驚いたのはこの特集ページ。
どこかで見たと思ったらアレですよ。
バルチックカレーをカレーチェーン店ランキング2位にしてたのと
同じですよ!
あの店頭に張られていたのはどこの雑誌だったのかと思っていたら、
これだったんですか。
それで立ち読みで済まさずに、この本を購入したのです(ぉぃ)

特集の文章を読むと文体が同じです。一部引用させてもらいます。

(某店)
T「カウンターに食べこぼしが」
店内は狭くて薄暗いし。横浜デートでこの店に連れてこられたら
あたしは引くね。

N「マニアは僕たちと味覚が違うんでしょうか」

(某店)
「2~3cm角のビッグな牛肉が…スゴイ、6個も!」
肉の存在感で4位です。


※もちろん、誌面では店名は実名で掲載されています。
お店の実名を出して、こんな酷い事があったらしいぞ、と吹聴するのが
この記事の本意ではありませんので私の判断で伏せております。
ご了承ください。

…それはともかく、上の文章カレーの感想じゃないし。
それ以外の要素もお店の評判を形成する大事な要素だとは思いますが、
先日の長文の後だけに余計思います。

公称何万部かの雑誌がこういう事を書いてしまって良いのでしょうか。
しかも覆面取材でトップ3は改めて取材を申し込んでます、って
だったら他はゲリラじゃん。

それに雑誌記者。一応女性の方は名前が載ってました。
(これもこちらの配慮で「Tさん」としてます)
でもそのお名前でググっても何も出て来ませんでしたし、本当に実名かは
分かりません。ライターさんが芸名を使うのはよくある話です。

これじゃ先日の小野さんの著書で書かれている「無責任に垂れ流す」と
言われたブロガーと何ら変わらないんじゃないかなぁ。
特集を雑誌の目玉記事にして売ってる分、もっとタチ悪いと思います。

お店に対する影響力とか、それに対する責任感とかどうなんでしょうか。
心配になってしまいましたよ。
ここ数日、記事にする前からかなり葛藤があるかと思えばこういう特集が
平気で出回ってたりと、いろいろ悩みます。

それでは、失礼します。

※わりとこの雑誌はこういう方向性をウリにしているようですが、
 それでもいかがなものかなぁとは思いました。
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