2008年のカレー食べ納め(後編~フェアトレード品購入を実践)

こんばんは。

フェアトレードというものがどんなものかは、ある程度理解できました。
となれば次は消費者としては、もちろん行動あるのみですよ!( ゜∀゜)ノ ワチョーイ

ちょうどコーヒー豆がなくなりそうだったので、フェアトレードのコーヒー豆を求めて、近所のスーパーへ出かけました。

フェアトレードでググったら、バナナなどの他の生産品も取り扱われているようでした。
せっかくだから、バナナも見てみようかな…ないですねm(_ _;)m
普通のバナナと有機栽培のバナナしかありませんでした。
ちなみに両方とも150円位でしたが、有機栽培は2本、普通のは4~5本で売っていました。
せっかくだから有機栽培のを買ってみました。

次に目に付いたのがジャガイモです。
同じ北海道産のジャガイモが、やはりほぼ同額で有機栽培の方が通常のジャガイモの半分位しか袋に入っていませんでした。
そして有機栽培の方がひと回り小さかったです。
せっかくだから有k(略)

有機栽培は野菜がちゃんと育たない、とか高いから、というように消費者に良い印象を持たれずに、敬遠されてもおかしくありませんね。
もちろん今までの私もそうでした。
ただ、今は見方が少々変わって「選択肢が増えるのは嬉しいこと」と思うようになりました。

さて、本来の目的のコーヒー豆を探しに売り場に行ってみました。

…ありません(´・ω・`)ショボーン

30くらいの各社の銘柄が豆、挽き、インスタントと並んでいましたが、1つもありませんでした。
仕方がないので、バナナとジャガイモだけを買って別のスーパーに移動してみました。

業界最大手の某スーパーに行ってみました。
ここでなければネット通販で売っていたので、そこで買うか…と思って探してみたところ2名柄だけありました!( ゜∀゜)ノィィョ

フェアトレード

小川珈琲店のフェアトレードコーヒー豆です。
先日観た「おいしいコーヒーの真実」の舞台にもなっていた、エチオピア産のとニカラグア産の有機栽培豆を使ったモカブレンド(200g698円)です。
他の豆は550円くらいだったので、それほど高くないですね。
しかもモカは大好きなので、ちょうど良かったです。
フェアトレードのコーヒー豆を買ったのが初めてなら、売り場のコーヒー豆を挽く機械を使ったのも初めてです。

有機バナナ

早速帰宅して、まずはバナナを美味しくいただきました。
いつもなら1本を何も考えずに食べていましたが、もったいないのでヨメさまと半分に分けました。
ちゃんと味わっていただいたのは初めてかもしれませんね。

そういえばうちの実家は生協の共同購入に加入していました。
バナナはインドネシアのネグロス島のネグロスバナナという種類を契約して、農家の生活を支える活動をしているというのを聞いた覚えがあります。

実家に電話して確認しましたが、フェアトレードではないそうですが、組合員の希望者がネグロス島の農家まで行って生産のお手伝いを通じて、生産に関ったりするそうです。
そして無農薬で燻蒸殺菌・殺虫などもしない青くて固いバナナを、契約農家から購入しているそうです。
それが私の実家などの各家庭に届いて、リンゴと一緒に追熟させていただいていました。
小さな頃は知りませんでしたが、すごく贅沢させてもらってたんだなぁと思いました。

そんな事を思いながら、お湯を沸かして挽きたてのモカをじっくり淹れました。

フェアトレード

うーん、美味しかったです!
今度から私は、フェアトレードのコーヒー豆を買うようにします。
そうしないと、生産者の農家の方達の生活が改善されずに全滅して、いつかコーヒーが飲めなくなる日が来てしまうかもしれませんしね。
それにコーヒー1杯あたりで計算してみたら、10~15円くらいしか違いませんでしたし、たいした負担にはなりません。

バナナなどは割高感が多少否めない点はありましたし、ガンガン買っていたら結構な出費ですが、コーヒー豆なら1度買ったらしばらくもちますし、負担額もそれ程高額ではありません。
各自がサポートの気持ちを忘れずに、できる時にできる範囲で購入すればいいのもフェアトレードの利点だと思います。

そういえば実家では昔から、ハンドル式の手で回すコーヒーミルを使っていますが、私も欲しくなりました。
こうやって1杯の質の高いコーヒーを美味しくいただくのは、とても気持ちが良いものです。
日々の忙しい時間の中でも、こういう時間は大事だと思いました。

フェアトレードについて考えてきましたが、その中でふと思い出したのが約3年前に大流行したホワイトバンドです。
「ほっとけない世界のまずしさ」「300円の白いバンド」は記憶に新しいかと思います。
当時からバンドを買った代金が寄付金になるのかと、勘違いした人の怒りの声などがネットでも多数噴出していました。
私はその金額のほとんどは「途上国と先進国の経済格差や世界のさまざまな問題について伝えていく運動の広告・宣伝費」だと思っています。
しかも日本では一時の流行ですっかり忘れられて、そして2008年10月31には「特定非営利活動法人ほっとけない世界のまずしさ」はひっそりと解散していました。

私はフェアトレードはホワイトバンドとは根本的に違うと思います。
一時の流行であってはならないと思いますし、中長期的に個人レベルからでも継続して関っていけるものだと思います。
フェアトレードの中には民芸品や工芸品も扱われていますが、私個人としてはとりあえず食物を通じてこの運動に関っていきたいと思います。

ちなみに意識していませんでしたが、フェアトレードについてググっていたら偶然こちらがヒットしました。

フェアトレード

確かスリランカフェスティバルで以前購入したカレーの壷です。
思いがけず誰かの役に立てていたのは嬉しかったです。

フェアトレードについて3日連続でお伝えしてきましたが、普段こんなに深く色々考えないものですから知恵熱が出ました(ノ∀`)タハー
色々と考える機会を与えてくださいました、Bijaの清川さまには深く御礼申し上げます。
…って、3日間書いていてほとんどパクチーハウス東京代表の佐谷さまに触れていない事に今更ながら気が付きましたm(_ _;)m
ホント申し訳ありません。
近々にお店に伺わせてもらいまして、後日改めて紹介させてもらいますので…m(_ _;)m

それでは、失礼します。

【関連記事】

2008年のカレー食べ納め(中編~フェアトレードとは)(2009.01.06)

2008年のカレー食べ納め(前編)(2009.01.05)
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