アスリーさんオーナー就任祝 in 大地の木

こんばんは。

改めて言うまでもありませんが、私はマレーシアが大好きです。
ですがマレーシアという国やマレーシア料理は、東南アジアの中でもまだまだマイナーです。
中華、タイ、ベトナムの後塵を拝しているだけでなく、シンガポール、台湾、インドネシアと比べても、どうだかという感じです。

日本中でも、マレーシア料理店はおそらく10店舗くらいしかないのではないかと思います。
銀座のジョムマカンが閉店してしまったこともあり、久しぶりに大地の木に電話しました。
お店の剛腕シェフのアスリーさんと電話で少し話しました。

震災の影響は幸いにもそれほどなく、団体客の予約がいつも入っているそうです。
さすが大地の木です。安心しました。
それとは別に驚いたのが、アスリーさんが少し前からお店のオーナーシェフになられたそうです。
それはお祝いに駆け付けなくてはいけません。

そもそも私が大地の木に訪問するきっかけは、ピエールさんのブログで、ペナン出身のアスリーさんがシェフになったと知ったからです。
そして私経由でマレーシア好きの知人たちに、お店を紹介することもできました。
人と人のご縁は、本当にありがたいものですね。
そういう意味で、頭の上がらないピエールさんと一緒に訪問しました。



お店に訪問するのは、昨年8月のマレーシア旅行から帰国してすぐ以来になります。
アスリーさんも、久しぶりにお会いしたピエールさんも元気そうで何よりでした。

 

お通しが水餃子のあんかけです。
ツルッとして暖かいのが嬉しいです。
そしてサービスでいただいてしまったのが、私がペナンで大変お世話になりましたアスリーさんのお姉さんからいただいたお土産のピーナッツ入りせんべいです!

アスリーさんの親戚から届けられたそうです。
昨年夏に、毎日チビチビビールのつまみにいただいていたのを思い出しました。
再びこの味がいただけるとは思いませんでした!
これはビールが進んでしまいます。

 

ビールのお共には、定番のサテーサンバル・プタイを注文しました。
やはりこちらのお店のサンバルは鉄板ですね。
いついただいても、たまらなく美味しいです。
この日はマトンがなくて、牛肉と鶏肉のサテーになりました。

ところで、この日は特別メニューをアスリーさんが用意してくださるそうです。
楽しみに待っていると、運ばれてきましたよ。



ドカン!
直径30cmくらいの大きな容器に入ってきたのは、アスリーさんいわくマレーシア・ちゃんぽん麺です。
こんな料理、他のお店では見たことがありません。
楽しみにいただきました。



…んん?
これはウマイ!( ゜∀゜)ノ
これ、本当にウマすぎますよ!!

海老ダシにトマトの酸味が効いたあっさりめのスープに、モヤシやニンジン、キャベツなどの野菜がたっぷり入り、中華麺(うどんなどにも変更可)と一緒にいただきました。
中でもキャベツの葉の固い部分が刻んで入っているのですが、この部分の甘みがたまりませんね。

高田馬場はラーメン激戦区ですけど、ラーメン屋に行くんだったら大地の木でこれをいただいた方が、きっと幸せになれますよ!( ゜∀゜)ノィィョ
本当にアスリーさんの腕は底なしです。
※ただし、このメニューは仕込みが大変なので事前にオーダーしておいて欲しいそうです。

とても美味しい麺をいただきましたが、そろそろご飯ものがいただきたくなりました。



超定番のナシゴレン・カンポンです。
閉店したジョムマカンでナシゴレン・カンポンをいただきましたが、カリカリに炒められたイカン・ビリス(小魚)が入っていない、残念なものでした。
これがあるとないとでは大違いで、ガパオの入ってないガパオご飯と同じくらい違います。

大地の木のナシゴレン・カンポンは、本当に素晴らしい味です。
大満足、大満腹になりました。
さて、すっかり満足したところで…おや?



こ、これは…もしや?



テ・タレキタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!

コンデンスミルクと紅茶を混ぜて、エアブレンドしていただく、マレーシアの代表的な飲み物です。
これには度肝を抜かれました。
いや、他のマレーシア料理店のメニューでテ・タレを見かけた事はもちろんあります。
しかし残念ながら、大抵は普通のミルクティーだったりします。
それでもやむなしかなと思っていました。

今回テ・タレをお客さんへのサービス(パフォーマンスも含めて)でやりたいということで、アスリーさんはわざわざ現地からこの大きなカップを取り寄せたそうです。
マレーシアフリークとしては、この心意気が何より嬉しいです。



この泡がまた美味しいんですよ。
今度アスリーさんに、どうせならティーカップではなく小さなジョッキに入れた方が現地っぽくてより良いですよ、と進言してみようかなぁf(^^;)
※2010年8月にマレーシア、バタワースでいただいたテ・タレはコチラです。
以前から本物のマレーシア料理をお客さんに出したいとは伺っていましたが、アスリーさんがオーナーになったので、一層それは実現することでしょう。

自粛ムードや食の安全などで、お店の状況が心配だったのですが、そんな心配を軽く吹き飛ばす味と、嬉しいニュースでした。
アスリーさんには、今後も本当に頑張っていただきたいと思います。
ご一緒してくださいましたピエールさん、ありがとうございました!

それでは、失礼します。

【過去記事】

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