井山、絶好調で七冠に挑む
2016年2月29日(月)
囲碁の世界では、井山裕太六冠が絶好調です。2月26日の朝日新聞の報道によると、「昨年7~11カ月の公式戦24連勝は12月に止まったが、そこから再び7連勝中。およそ7カ月間の成績は圧巻の31勝1負だ。」(因みに、1負はNHK杯戦で河野臨九段との対戦でした。)勝率でいうと、約97%ですが、これが凄いのはタイトル戦が多い状況でこの成績を上げたということです。タイトル戦に登場する相手は、強いから出て来る訳ですから。
この間の七大タイトル戦における成績は、現在16連勝中!
3月から十段戦で伊田篤史十段に挑みますが、関心はタイトルを奪うということではなく、ストレート勝になるかどうかでしょう。
でも、井山六冠もうかうかしておられません。コンピュータ囲碁ソフトが滅茶苦茶に力をつけてきています。つい数年前はコンピュータが三子での対局でしたが、昨年プロ(といっても弱い方ですが)にevenで対戦し勝ったのです。
私しゃ、5年以内にコンピュータが井山六冠に勝つ日がくるのではないかと予想しています。
私ですが、囲碁初段程度の腕前で、コンピュータソフトと対戦しています。私より強いので、教えてもらっているという関係です。コンピュータと戦っても不思議と口惜しさはあります。コンピュータの強さの一因は感情がないことと思われます。常に冷静でいられますから・・。ということは、破竹の進歩を見せているコンピュータに待ったをかけるのは、「感情移入」か? →用語の使い方が違っているようです。(^_^;)
本当に言いたかったのは、コンピュータナイズされている現人間社会において、「感情を大切にしましょう」ということです。
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