団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

広島市中央図書館整備計画

2022-08-27 17:48:17 | 行政

広島市中央図書館整備計画

2022年08月27日(土)

 

 松井広島市政が、中央図書館の商業ビルへの移転を企んでいます。

 公立図書館、しかも、広島市には各区に図書館があるのですが、そのハブ図書館を商業ビルに入れるなんて、私は、脳味噌がトコロテンになっているとしか考えようがありません。

 

 16日の中国新聞です。

 

 この報道では、3案、つまり①現在地建て替え、②中央公園内での移転、③JR広島駅前の商業施設エールエールA館への移転で、検討するとなっています。

 

 しかし、当初案は上記③で突っ走っていて、広範な市民の反対により、上記3案で検討すると言い出したのです。当然、3案を比較検討するため時間が必要になるのですが、マヅイ行政は、今年度末までに決定するという方針は元のママなんです。←これ、あり得ないことです。3案を比較検討する時間がかかる訳ですので、少なくともその分決定期限を延ばす必要があります。

 更に、審議会の委員から、「図書館に特化した審議会を新たに設け、十分検討すべきだ」という全うな意見が出たのにも関わらず、全く聞く耳を持ちません。

 つまり、結論ありきで、3案検討というのは、アリバイづくりとしか思いようがないのであります。

 

 私ごときに、広島市行政を動かす力は、全くないのでありますが、マヅイ行政はイケンという「意見」を出したのであります。以下です。

 

 

                                     「中央図書館の再整備計画」についての意見

 

 中央図書館に“移民博物館”を併設してください。

 広島県は、全国一の移民送出県で、広島市は、その移民関係の資料を数多く収集しています。

 広島は、原爆と共に、移民の歴史も学ぶ必要があると考えます。

 

 図書館は、“知の殿堂(中枢となる建物)”として、“百年の計(将来長い間のことを考えた計画)”で構想する必要があると考えます。

 

 公立図書館として日本最古の京都府立図書館(添付DVD参照)は、124年前に建てられました。現存しているのみならず進化していて、図書等の検索抽出を最先端のテクノロジーで運用しています。

 良質な建造物は長持ちしますので、長い目で見れば、経費効果が優れると思います。

 

 中央図書館の再整備計画は、①JR広島駅前の商業施設エールエールA館への移転、②現在地建て替え及び③中央公園内での移転 - の3案で検討が行われています。

 次の理由により、中央公園内での移転プラス“移民博物館”の併設がベターだと考えます。

 

  • JR広島駅前の商業施設エールエールA館への移転案について

図書館が商業ビルにテナントとして入るのは、どのように考えても相応しいとは思えません。また、運営に当たって、他のテナントとの調整が必要となり、様々な支障が生じることが予想されます。

  • 現在地建て替え案について

 建て替え中に、一時的な代替図書館を整備する必要があり、経費効果が劣ると思います。

  • 中央公園内での移転案について

中央公園の一帯は、美術館、スポーツ施設、憩いの場所等の施設があり、立地として相応しいと考えます。

 

 “国際平和文化都市広島”に相応しい、未来に誇れる図書館を造り次代に引継ぐ必要があると考えます。

 

                      2022年8月22日

 

                                        ○○ ○○

 

 


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