新年のあいさつ 2016
2016年1月1日(金)
新年おめでとうございます。 2016年元旦
昨年、安倍政権は、①憲法学者のほとんどが憲法違反と指摘する中、②国民の半数以上が反対と表明する中、③国民の8割以上が説明不足と言っている中、「戦争法」を強行採決しました。これは、①立憲主義の破壊であり、②国民世論無視であり、③議会制民主主義の否定です。
海外で戦争する体制は整えられた訳ですが、多くの国民が反対すれば、容易にはその発動はできません。ただ、私が懸念するのは、何かのきっかけで、偏狭な「愛国主義」が一機に高揚するのではないかということです。アメリカ大統領選挙の共和党候補者のトランプ氏の支持率が、パリの同時多発テロをきっかけに一機に上昇しました。戦前の日本やナチス政権下のドイツでも謀略により世論が誘導され戦争に駆り立てられたことは、歴史の教訓です。同じ過ちを再び繰り返してはなりません。
2015年9月13日、広島市中央公園の人文字です。私は「ABE」の「A」の右下の方に立ちました。(安倍首相に「AkkannBE」) 昨年は、このような示威行動に5回参加しました。
12月20日、「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」(市民連合)が結成されました。安保法(「戦争法」)を廃止をするため、参議院選挙で野党共闘を求め、立憲主義の回復と安倍政権を退陣に追い込む運動です。私は、全面的に賛同するもので、私なりに知恵を尽くし、行動を起こす年にします。
最後に私は、キング牧師の言葉を胸に刻み続けていきたいと思います。「後世に残る世界最大の悲劇は、悪しき人の暴言や暴力ではなく、善意の人の沈黙と無関心だ。」
今年もよろしくお願いします。
以上、今年の信念のあいさつでした。
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