医療提供体制
2021年05月08日(土)
中見のないスカスカ超独裁政権の菅首相が、ワクチン一日100万件をぶち上げました。何を根拠に出した数字か知りませんが、できる訳ないでしょ!と思います。その根拠は、菅氏のこれまでの無責任な発言の数々です。
誤解があるといけませんので、私は100万件に反対しているのではありません。政府の尽力により実現することを心から願っています。と同時に、実現しなかった場合には責任を取ることをそれ以上に願うものであります。それは、これまでの政権の支離滅裂右往左往無責任なコロナ対策こそが、コロナ対策も真逆であったと思うからであります。何故「真逆」と思うかと言うと、人心を掴むことができないからです。尾身会長も言っていますが、人々の行動の総和がコロナの感染と比例するのであります。人心が行動を決めるのであります。
07日の朝日新聞地方版です。
広島県が大規模PCR検査を実施すると発表しました。(記事には広島市の件数がありませんが、40万件!です。)
広島市は病床使用率が50%を超えていてステージ4なんですね。本当は蔓延防止を要請しなければなりません。
この大規模PCR検査が感染拡大にブレーキをかけることができるかどうか大いに注目しています。
今日の朝日新聞です。
私はつくづくこの表を見て、足りないものがあると思いました。それは、入院が必要なのに、在宅で放置されている人数です。私は素人ですが、一人でもいれば真っ先にステージ4にすベシと思います。専門家集団があえてこの指標を避けているとしか思いようがありません。
大阪での「在宅療養者」は随分前から数千人の規模でした。その時点で緊急事態宣言を発しておれば、今日の事態にならずに済んだ蓋然性が極めて高いです。「今日の事態」とは、在宅療養中という名の下の放置により、死に至る人が続出しているということです。
仮に死者が毎日50人も出たら、政権は持たないでしょう。私には、政権にこの危機感が全く感じられません。
オリンピック開催中のコロナ対策って、どうなるのでしょうか? まず、医療従事者や高齢者施設のスタッフは、どのような気持ちになるか?であります。誰かの犠牲の上での開催って、オリンピック精神に反していると思いますです。エッセンシュアルワーカーと言われる人たちのコロナ奮闘と菅氏を初めとしたオリンピック開催亡者達が式典で満面の笑みを浮かべる姿がかぶって見えて、これ、史上最大の不条理大会となるのであります。
私は、アスリートの中から、開催中止という声が出ないのが不思議でなりません。心あるアスリートはいないのか!