世界選手権に出場した米国男子選手が、大会を振り返りました。
・男子チーム、世界選手権を振り返る(USA Gymnastics)
たいへん長いので、私が特に興味をひかれた部分だけご紹介しますと・・・
ジェイク・ダルトン(18歳)
(旅行中に扁桃腺炎にかかってしまったそうで)ベストの状態でなかったことが残念。食事は味付けがうすく、(ソースなどを)たのんでもっとかける必要があったが、おいしかった。ホテル同室は、ハーゲンセン。
ウェス・ハーゲンセン(24歳)
自分の演技をただこなすだけでは決勝進出やメダルには不十分だとわかった。食事は米国と似ているものの、味付けがたりない。デザートが特においしかった。ロンドンはマンハッタンのよう。またぜひ行きたい。将来はMBA取得を考えている。同室はダルトン。
ジョナサン・ホートン(23歳)
新しいメンバーでのぞんだ大会だったので、特にいい経験になった。今回うまくいかなった経験も次に生かしたい。(ホートンは新婚だが)夫人はメディカル・スクールにかよっていて勉強や試験で忙しいのでロンドンには来られなかったが、パソコンのチャットで会話していた。同室はマクニール。
スティーブン・レジェンダー(20歳)
初の世界選手権だったので感動した。(オクラホマ大在学中だが)多くの授業はオンライン(通信制)なので助かっている。ホテルの食事は今イチだったが、外での食事はよかった。特にピザはニューヨークで食べたピザみたいで最高だった。同室はレイバ。
ダネル・レイバ(17歳)
(チーム最年少だったが)特別なことはない。父親が常に高いレベルで競技をさせていたので、体操を始めたときからいつも自分は最年少だった。(種目別鉄棒で4位だったが)誰だって一番になりたいと思っていればメダルが取れなかったのは残念。決勝のあいだは他の選手の演技を見て「がんばれ」と思ったし、チームメイトのように興奮した。とにかく素晴らしい時間だった。食事は米国と似たようなもの。自分は食べるものに無頓着。(お母さんがコロンビア女子チームの元コーチだそうです)同室はレジェンダー。
ティム・マクニール(23歳)
世界選手権は長年の夢。憧れの選手たちと一緒にウォームアップや競技ができるなんて、最高だった。(個人総合予選で3位は)本当に信じられない、ショックともいえるものだった。ここ数年、個人総合の経験があまりなかったので、自分でも手探りだったから。バノフィというパイが今まで食べたものの中で一番おいしかった。ロンドンは大好き。2012年に(五輪で)ぜひまた来たい!同室はホートン。
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ひとつ確実に言えることは、米国の食事は味つけが濃すぎる!ということでしょうか(体操と関係ないけど・・・)ロンドンまで行ってピザ食べてるし、甘くて濃厚なデザートをおいしい、おいしい、って・・・。ああ本当に米国人。
私は日本の「男子体操オフィシャルブログ」にもこういった内容を期待しましたが、全然そんなものではないと早い段階でわかりました。私はサイン入りバッグより、こういったナマの声が聞きたいのですが、そういうファンばかりではないということもよくわかりました。
最後に、「ボクのサイトもチェックしてね!」というマクニール選手の公式サイトをご紹介。
年齢は、世界選手権期間中のものです。