東京神田、万世橋にある『交通博物館』は今月14日で閉館だという(その後大宮に新装開店)。
公共施設なので普段の月曜は休みだが、ラスト1週となった今日8日は開いているということなので、連休中の混雑を避けて連休明けの今日、子どもの時以来、数十年ぶりに行ってみた。
●電車好きの系譜
甥っ子柊聖の電車好きに周囲の大人が振り回されているのも確かだが、実は山根家で最初に電車好きになったのは、この私。
まずは幼稚園前に田端の高台から父に連れられて眺めた京浜東北・山の手・高崎・常磐・京成+貨物とひっきりなしに現われる眺めに感動(幼稚園では先生にも解説していた)。次いでは、父に連れられたこの交通博物館での1/80模型の大パノラマ実演に熱狂した。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cars_train.gif)
だから今日は、かつて電車好きだった者として、聖地・交通博物館へ最後の巡礼というわけ(秋葉から聖地が一つ消えるんだな)。
●久々の入館
入館料大人310円は安い。中に入ると昔の風景。
ということは博物館としては確かに時代遅れの感は否めない。
この狭さだから移築もむべなるかな。
まずは4階の特急の食堂車を模した食堂に行き、午前11時のオープンを待つ列に並ぶ。
階下で閉館記念の弁当も売っているというが、むしろ長年の食堂メニューをこそ閉館記念に味わいたい。
私を含めた最初の男客3人はそろってカツカレーを注文(気合いが入った時に食べるメニューなんだな)。
1階に戻れば、例のパノラマ実演中。見物客ぎっしりなので次の開始を待つ。
幸いこういう時期なので臨時プログラムになっているのでたいして待たない。
上演前30分を切ると、子ども(もちろん男の子)連れのお母さんたちがまずは最前列の椅子席を埋める。
私はデジカメの動画で撮影したいので、後ろに立って構える。
●いよいよ実演が始まる。
操作担当者による実況解説つきで、まずは山手線と中央線が走り出す。
それに続いて「スーパービュー踊り子」、「スーパーひたち」、「カシオペア」などいろいろな型の列車が次々と発車する。
それらが山裾を廻り、鉄橋を渡り、トンネルをくぐり、駅を通過し、列車同士ですれ違う(写真)。
電車好きには夢のような光景に、子どもも大人も見入ってしまう(飽きた幼女だけがぐずり出す)。
そして真打ちJR東日本の新幹線「Maxやまびこ」(山形新幹線「つばさ」を連結)と「はやて」(秋田新幹線「こまち」を連結)が走り出し、
他の在来線とはケタ違いのスピードを出して場内を廻りだすと、大人からも喚声があがる。
さらに最高速の鉛筆型新幹線「500系のぞみ」(JR西日本)も加わり、雰囲気は最高潮に盛り上がる。
やがて場面は夜となり、すべての列車が駅や操車場に停止して、終演。この間20分。
これを見たら、やっぱり魅了され、男の子だったら電車好きになってしまう。
私自身、数十年ぶりに電車少年に戻っていた。
公共施設なので普段の月曜は休みだが、ラスト1週となった今日8日は開いているということなので、連休中の混雑を避けて連休明けの今日、子どもの時以来、数十年ぶりに行ってみた。
●電車好きの系譜
甥っ子柊聖の電車好きに周囲の大人が振り回されているのも確かだが、実は山根家で最初に電車好きになったのは、この私。
まずは幼稚園前に田端の高台から父に連れられて眺めた京浜東北・山の手・高崎・常磐・京成+貨物とひっきりなしに現われる眺めに感動(幼稚園では先生にも解説していた)。次いでは、父に連れられたこの交通博物館での1/80模型の大パノラマ実演に熱狂した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cars_train.gif)
だから今日は、かつて電車好きだった者として、聖地・交通博物館へ最後の巡礼というわけ(秋葉から聖地が一つ消えるんだな)。
●久々の入館
入館料大人310円は安い。中に入ると昔の風景。
ということは博物館としては確かに時代遅れの感は否めない。
この狭さだから移築もむべなるかな。
まずは4階の特急の食堂車を模した食堂に行き、午前11時のオープンを待つ列に並ぶ。
階下で閉館記念の弁当も売っているというが、むしろ長年の食堂メニューをこそ閉館記念に味わいたい。
私を含めた最初の男客3人はそろってカツカレーを注文(気合いが入った時に食べるメニューなんだな)。
1階に戻れば、例のパノラマ実演中。見物客ぎっしりなので次の開始を待つ。
幸いこういう時期なので臨時プログラムになっているのでたいして待たない。
上演前30分を切ると、子ども(もちろん男の子)連れのお母さんたちがまずは最前列の椅子席を埋める。
私はデジカメの動画で撮影したいので、後ろに立って構える。
●いよいよ実演が始まる。
操作担当者による実況解説つきで、まずは山手線と中央線が走り出す。
それに続いて「スーパービュー踊り子」、「スーパーひたち」、「カシオペア」などいろいろな型の列車が次々と発車する。
それらが山裾を廻り、鉄橋を渡り、トンネルをくぐり、駅を通過し、列車同士ですれ違う(写真)。
電車好きには夢のような光景に、子どもも大人も見入ってしまう(飽きた幼女だけがぐずり出す)。
そして真打ちJR東日本の新幹線「Maxやまびこ」(山形新幹線「つばさ」を連結)と「はやて」(秋田新幹線「こまち」を連結)が走り出し、
他の在来線とはケタ違いのスピードを出して場内を廻りだすと、大人からも喚声があがる。
さらに最高速の鉛筆型新幹線「500系のぞみ」(JR西日本)も加わり、雰囲気は最高潮に盛り上がる。
やがて場面は夜となり、すべての列車が駅や操車場に停止して、終演。この間20分。
これを見たら、やっぱり魅了され、男の子だったら電車好きになってしまう。
私自身、数十年ぶりに電車少年に戻っていた。