今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

名東区は名古屋より暑い!

2006年05月01日 | お天気
5月1日は一挙に暑くなった。
「名古屋」で29.7℃だったが、これは正しくは千種区日和町にある名古屋地方気象台の観測値。

同じ名古屋市でも、名東区と境の千種区星が丘では15時28分に30.5℃を記録した。
つまり星が丘以東の名古屋市民にとっては今日は「真夏日」だった。
名古屋では都心よりも東部の方が気温が高くなることは研究者の間ではすでに知られている(大和田氏の研究)。
これは主に西よりの風によるヒートアイランドの東進の結果と解釈されている(東京では都心より北部の練馬の方が暑いのも同じ理由)。
また、最高気温は午後3時台に記録することにも注意。
都市部では午後4時すぎないと気温が下がらない。

自動車内の気温は真夏と同じになるが、屋外では同じ30℃でも真夏とは体感気温が違う。それは今は湿度が低いためで、真夏とは違って、気温が高い時に、湿度は30%を割って、むしろ乾燥といってよいくらい。
沙漠地帯に近い。

今ごろは体感気温は気温より低いが、夏では体感気温は気温より数度高くなる(熱中症の危険)。
それと有害紫外線量(UVindex)も今日は最高が5.6(11時39分)で、盛夏にくらべるとまだ半分の値(今ごろは黄砂の影響もある)。

というわけで、まだ暑さに過剰反応しないように。
5月だとまた寒気がやってくることもあるからね(500hPaの天気図を見ると、北海道上空に-30℃の寒気が来ている)。