今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

関東大震災後、東京は復活した

2011年04月14日 | 防災・安全
家に昭和初期の記録ビデオ(市販品)がある。
冒頭は関東大震災(いまだ我が国史上最大の震災)によって廃虚となった東京の映像だった。
その数年後には東京は見事に復活していた。
(他の国なら、復興をあきらめ、首都を移転したかもしれない)
私にはこの前例が脳裏にあるので、東北地方の復興は確信している。

実際、仙台空港のこんなに早い再開には驚いた(米軍の力も大きい)。
東北新幹線の復旧も順調だ。
なにより、無事故だったのに驚嘆(偶然ではなく、安全システムのおかげ)。
(関東大震災の時は、東海道線の根府川鉄橋で100名以上の乗客を乗せた列車が海に転落する事故があった)。

大胆に予算を使って、すばやい復興がなしとげられるのを期待する
(現政権が続投することは前提としない)。

ただ油断は禁物。
M8の津波を伴った”余震”(普通だったら、これ自体が巨大地震という本震)が懸念されているという(読売新聞)。
今回の大災害の主犯は、地震よりも津波
福島浜通り、仙台平野、三陸海岸、疲弊したこれら地の津波対策(最低限、避難対策)を万全にしてほしい。