明日の月曜にでも、復旧した東北新幹線を使って、
飯舘村内のより詳細な放射線量を測り(そしてネット公開)に行こうかと思っていたが、
最近やっと原発周辺地域の細かい放射線量測定が公開されたので、その必要はなくなったようだ。
本来、私のような一個人がやるべきことではなかった。
たとえば4月23日19時の公表結果によれば、
飯舘村の南端の「長泥」(エリア番号33)では13.8μSv/hもあるが、
西端の「二枚橋」(63)では、1.5μSv/hしかなく、福島市や郡山市と同じレベル。
このように同じ村内でも約10倍近い差があることが確認できる。
これにもとづき、住民側に立った対策を考えれば、
家畜などを見捨てて全村レベルで避難する必要が本当にあるのか、
場所によっては避難する必要がなかったり、村内の移動だけでも済むかもしれない。
同じことは、もちろん他の自治体にも言える(より原発に近い地域はやはり全員避難しかないと思うが)。
原発敷地内の活動と周辺地域の住民、そしてその外側とでは、
安全基準と危険基準との間の”開き”をうまく利用して、現場の実情を考慮した行動基準を複数設けることが可能だ(実際、原発敷地内では危険基準ぎりぎりに設定している)。
たとえば、被曝の年間許容量を算出する場合も、
過去一ヶ月や現在の値をそのまま、今後一年の積算量に外挿するのではなく、現在の減少率も外挿して(今後減少し続けていくと前提して)算出したほうが、実際の被曝量の積算値に近いといえる(原発本体が安定していることが前提)。
このように、住民側に立った発想をして、安全を確保しながらも、もっと柔軟な対応をしてほしいものだ。
飯舘村内のより詳細な放射線量を測り(そしてネット公開)に行こうかと思っていたが、
最近やっと原発周辺地域の細かい放射線量測定が公開されたので、その必要はなくなったようだ。
本来、私のような一個人がやるべきことではなかった。
たとえば4月23日19時の公表結果によれば、
飯舘村の南端の「長泥」(エリア番号33)では13.8μSv/hもあるが、
西端の「二枚橋」(63)では、1.5μSv/hしかなく、福島市や郡山市と同じレベル。
このように同じ村内でも約10倍近い差があることが確認できる。
これにもとづき、住民側に立った対策を考えれば、
家畜などを見捨てて全村レベルで避難する必要が本当にあるのか、
場所によっては避難する必要がなかったり、村内の移動だけでも済むかもしれない。
同じことは、もちろん他の自治体にも言える(より原発に近い地域はやはり全員避難しかないと思うが)。
原発敷地内の活動と周辺地域の住民、そしてその外側とでは、
安全基準と危険基準との間の”開き”をうまく利用して、現場の実情を考慮した行動基準を複数設けることが可能だ(実際、原発敷地内では危険基準ぎりぎりに設定している)。
たとえば、被曝の年間許容量を算出する場合も、
過去一ヶ月や現在の値をそのまま、今後一年の積算量に外挿するのではなく、現在の減少率も外挿して(今後減少し続けていくと前提して)算出したほうが、実際の被曝量の積算値に近いといえる(原発本体が安定していることが前提)。
このように、住民側に立った発想をして、安全を確保しながらも、もっと柔軟な対応をしてほしいものだ。