今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

あまちゃんと半沢:2

2013年08月28日 | 作品・作家評

この夏も街中でただ1人”日傘男”を貫いているように、
世間に同調せず、マイペースで生きている私だが、
あえて世間に背を向けるのをよしとするほど、ひねくれてはいない。
すなわち、”通俗”を小ばかにするような、反動形成的俗物主義には陥っていない。

観るテレビ番組は報道か時事・教養に限られていた私だが、
今では毎朝、起きてまずする事として、「あまちゃん」を録画して観ている。
リアルタイムで観ているのだから録画する必要はないのだが、この番組をハードディスクにためたいし、消せない。
iTunesで、オープニング、ディセンバー、潮騒のメモリーと3曲買った。

そして寝る前に読むのは、池井戸潤の”半沢直樹”シリーズ。
テレビの「半沢直樹」は、今までまったく観なかったが、
原作『オレたち花のバブル組』を電子書籍で購入して、読んでみた。
その結果、もちろん、テレビの方も観たくなった。
テレビの東京編が始まった時は、その原作の『オレたちバブル入行組』を読み終えていたので、
追いついた感があり、落ち着いて視聴できた。
今では、小説の続編『ロスジェネの逆襲』(電子書籍版)を読んでいる。
これが後続するドラマの原作になるはず

9歳の甥も、『オレたち花のバブル組』を寝る前に夢中で読んで、寝不足だったという。
それほどまでに半沢直樹に夢中なのだ。
子どもがよんで分かるのかを聞いたら、テレビを観ているのでわかるという。
あの醜い世界が分かるのか…。
もっとも私も幼稚園の頃に「マタンゴ」(無人島で生きるため、エゴを丸出しにした大人たちの悲劇)を観て感動したもんな。

「あまちゃん」は9月で終了が確定しており、
『ロズジェネの逆襲』を今晩読み終えたら、私には新しい半沢直樹がいなくなる。

「あまちゃん2」は、おそらくないだろう(惜しまれて終わるくらいがいい)。
半沢直樹は原作段階でシリーズ化が進むとという噂。