今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

慰労第3弾

2014年02月07日 | 
採点終了記念の慰労の旅第3弾は、大学院入試までの合間を縫って準定宿の浜名湖畔のグリーンプラザ。
毎月どこかの旅宿を利用している経験からいうと、
同じ宿の同じプランでも、1泊と連泊とでは、1泊の方がいい部屋を宛てがわれる。
ここ浜名湖も、1泊の時は目の前の浜名湖が部屋の2面((270°)に拡がる角部屋にしてくれることが多い
(いつも平日利用ということもある)。

といっても、この宿での浜名湖の眺望は見慣れている。
今回の目的は、タラバ食べ放題!

この宿はズワイガニはいつも食べ放題なのだが、今月に限ってタラバも出るのだ。

実際、夕食時は、いつでも食べれるズワイを素通りして、タラバばかりを幾度も取りに行った
(つまりタラバとズワイが食べ放題)。
タラバは殻が硬いので、ハサミのない足を選んだ方が食べやすい。
肉薄なズワイとは逆の選択だ。
それでも殻を切る挟みが通りにくく、手でむしると棘が痛い。
かように四苦八苦しながらも、十二分に食べた。
食べ放題のここは、他の料理もたくさんあるので、
かんぽレベルの「カニ食べ放題」よりよっぽどいい。

バイキングのこつは、糖質を控えること。
飯類、ケーキ類には手を付けない。
もっとも浜松餃子は9個食べたが。

あの人の聴覚障害はホンモノか

2014年02月07日 | 時事

今話題になっている、偽作曲家。
寡聞にも私は知らなかったが、嘘がばれてからの情報や昔のエピソードなどを聞くと、
典型的な「演技性パーソナリティ障害」に映る。

要するに、根っからの”虚言癖”で、顕示性性格ともいわれるタイプ。
すなわち、他者から実際以上に高い注目・評価を得ることが生きる目的であるため、
ほとんど常に”ホラ”で固める。
ホラというのは、自分を世間的に高いレベルにあることを言う嘘で、
相手を騙して利益を得るための嘘とは異なる。
そのホラで生きているため(半ば自分自身で信じ込むため)、自信たっぷりで、
嘘をつく後ろめたさを微塵も出さない。
なので、初対面では見破ることができない。
見破るとすれば、この性格パターンに対する知見をもっていて、
同時に本人の生活実態を詳しく知ることで、言っていることの矛盾が露呈される場合。

今回の場合も、表面的にしか接しないマスコミはころりと騙されたが、
音楽と障害者の側の人たちはいぶかっていたという。

ちなみに、パーソナリティ障害レベルでなく、心の病として重症化すると、
「ヒステリー」(古典的表現)という神経症(不安障害)になる。
ヒステリーは、世間では誤解されたイメージが拡がっているため、
現在では、解離型と転換型に分れている。
解離型は、単純には失神発作であり、あるいは記憶喪失、
さらには解離性同一性障害いわゆる「多重人格症」が該当する。

転換型は、とくに麻痺(視覚、聴覚!、歩行など)を示すが、解剖学的変化がないのが特徴で、
”必要”無い場合は、麻痺を示さなくなる。
無意識レベルには詐病だが、意識レベルの詐病でなく(本人も症状に驚く)、
症状レベルは本当なので問診する医師も見破れない(音刺激に反応する脳波をとらない限り)。
なので、聴覚障害の部分はこれに該当すると思われる(手帳を持っていてもおかしくない)。
聴覚障害は嘘か本当かという議論は、双方から真実の証拠が呈示可能となり、意味がないのだ。

普通なら、早晩ホラがばれて、周囲からは”ほら吹き”で知られるようになるのだが、
今回は、虚言を実現する影の協力者(相当に実力がある)がいたせいで、
かえって虚言が次々と実現されてしまった。

とんでもない茶番劇に世間が振り回されていたことになるが、
このように自分中心に他者たちを振り回すことが、彼らの生き様なのである
(他者に損害を与えるためではなく、時には愛らしいこともある)。

ちなみに、今現在のような社会的に苦しい状況では、聴覚あるいは別の障害が発症する可能性がある。
もちろんその症状はホンモノなので、「障害は嘘ではなかった」と主張されるかもしれない。
病気になることで利益を得る体質になっているのだ。
こういう人は一定数いる、ということを知っておいても損はない。

※私個人は、DSM(アメリカ精神医学会の診断マニュアル)に100%従うという意思はないので、
障害名など必ずしもそれと一致しないことがある。