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今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

胃カメラを呑む

2014年10月04日 | 健康

以前からのX線検診で、胃にポリープがあると指摘されていた。
でも間接的造影なので、確証はない。

心配でもあり、またX線をバンバン浴びる胃検診をできるだけやりたくないので、
今年は健康診断の胃検診はパスして、その代わり高血圧治療に通っている診療所で胃カメラを申し込んだ。

前の晩は夜9時以降は食事禁止、でも飲物はOKなので、いつも通り寝酒が飲めて助かった。

さて、当日、診療所に行く。
生れて初めての胃カメラなので、それなりに緊張する。

まず廊下の椅子で、喉の奥を麻酔する液体を口に含まされ、それを吐き出した後は、食道などを麻酔する液体を呑み込む。
そして診察室に入る。
指図通りにベッドに横向きになり、マウスピースを口に含む。

いよいよ胃カメラのついた直径1cm弱の黒いチューブが、マウスピースから喉の奥に挿し込まれる。

気管との分岐を過ぎた頃から嘔吐反射が起きそうになる。
看護師が背中を丁寧にさすり続けてくれる。
深呼吸をすると、気が紛れるのか、やや落ち着く。
深呼吸を続けながら、チューブが食道を下っていくのを感じる。
食道が重たい。
チューブが胃に入るところで、また吐き気がする。
管から空気が入って胃を膨らませる。

チューブが胃の中央部を曲がってのずっと奥まではいるのを感じる。
内臓感覚ってホントにあるんだ。

あとはひらすらガマン。深呼吸をくりかえしてガマン。

ガマンしているうちに、チューブがもどされ、マウスピースから抜けた。

戻る時は違和感はなかった。

マウスピースを外し、口内にたまった唾液を出して、起き上がった。

医師の横の椅子に座って、さっそく自分の胃カメラの映像を見せられ、解説をうける。

食道も十二指腸も問題なし。
胃の幽門部に赤黒い点状の炎症がある。
そして、胃の襞には、赤い球状のポリープがけっこうな数並んでいる。
かなり多い(という)。

でも、先の炎症部分も含めて、組織的に良性なので、このまま放置でよいという。
食生活も改める必要はないという。
ポリープの群れは気になるものの、安心した。
恐ろしい食道がんも兆候がないので安心した。

また来年もやれという。

X線を浴びるか、吐き気に耐えて胃カメラを呑むか、
迷うところだ。

 


10月の真夏日

2014年10月04日 | お天気

衣替えの10月に入ったものの、東京も名古屋も30℃越えの真夏日が続いている。

東京の実家では、耐えられずにエアコンの冷房を入れた。

こんなこと過去に記憶がないので、わが私設気象台のデータにあたってみた。

すると、名古屋市星が丘では昨年10月に30.3℃、日進市では31.3℃を記録している。

つまり去年も10月に30℃を越えていた。

ただし、2008年以降のデータしかないが、他の年に30℃は越えていない。

それに対し東京(荒川区西日暮里)では、2005,2010-2013年に30℃以上になっている(2012年10月に33.2℃を記録している)。
つまり最近では珍しいことではない。

名古屋より緯度の高い東京の方が10月の30℃越えが高頻度ということは、地球規模の「温暖化」ではなく、もっとローカルな「ヒートアイランド」の影響が強いといえる。

ヒートアイランドは、猛暑より暖冬をもたらす。

わが私設気象台のデータによると、毎月の最低気温は、9月は(やっと)20℃を下回り、10月は10℃台に下がり、11月は5℃台に下がり、12月は0℃を切る。これらの最低気温を上げるのがヒートアイランドの効果だ。それならヒートアイランドは暖房費を浮かせる効果があるといえる。

ただ逆に、秋になっても冷房を使わせてしまうようでは、元も子もない。

寒暖差を減らすという方向にもっていけないだろうか。
実は、可能だ。
海に近いほど、寒暖差は小さくなる。
幸い、日本の大都市は海に面している。
海との空気のつながりを保てばいいのだ。
だが、東京湾岸の高層化はそれをダメにしている(マンハッタンのマネをしたかったらしい)。
あれは失敗だ。
他の都市はその轍を踏まないように。