今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

Mac people休刊

2014年10月06日 | 時事

私が唯一定期購読していた雑誌「Mac people」(KADOKAWA)が休刊となった。

かつて、いろいろな雑誌を定期購読していたが、なぜか次々と休刊の憂き目に遭って、この雑誌が最後の砦だった。
Macユーザーは、Macの情報に飢えているので、雑誌を購読する割合が高いと思うが、雑誌という紙媒体そのものの価値が薄れてきているのは否めない。
他の雑誌は、週刊誌を含め、立ち読みもしない。

市販の雑誌ではないが、気象学会の「天気」という学会誌のみが、もはや読むのを楽しみにしている唯一の購読誌となった(実はこの会誌もネットで読める)。

話を戻して、今のApple社に最新情報をいち早く知りたいワクワク感は持てないし、紹介記事を読みたいアプリも見当たらない。

パソコンでやることが飽和状態になっている(ホントは3Dプリンタという可能性があるのだが、今の低精細レベルではその用途が見出せない)。

私が今一番期待しているのは、タブレットが(センサーを外付けすれば)さまざまな計測器となること。
すなわち、環境や生体の情報化を手軽に実現すること。
そしてデータをタブレットからパソコンに移せば、マルチなデータ解析ができること(こちらは実現している)。
ポータブルでない専門の機械の1/20の価格と便利さで。
こういう破壊的なイノベーションは、業界のガラパゴス的相互依存で成り立っている日本では不可能だろうな。

追加
青色発光ダイオードのことを失念していた!。


台風情報の情報量に思う

2014年10月06日 | 防災・安全

台風18号が東海・関東を通過していった。
東京は正午過ぎに雨も風も止み、日差しが出てきた。
自宅では、玄関の前に出しっ放しにしていた鉢を傘立てが倒れていた。

今日は朝から自宅待機と決め込んでいたので、テレビで台風情報を追っていた。
そして思った。

広島市の特定域の土石流の危険や御嶽山の噴火情報に比べて、台風情報のなんとバカ丁寧なことか。
確かに交通情報などは参考になろうが、それ以外のリアルタイムの実況などは、
全国放送するほどのものだろうか疑問になる(データ放送を見ればそれでいいのではないか)。

このような丁寧な情報提供があるからこそ、被害が最小限に防げているという論理もあろうが、

その論理で言えば、その情報を広島市や御嶽にもそそいでいれば、
もう少し被害を減らせたのではないか
(御嶽については噴火の予測は無理だったともいえるが、
私を含めた一部の人は御嶽直下で地震が続いていることに気がついていた。
それについての気象庁の火山情報をここでは対象にしたい)。

何をいいたいかというと、ローカルながら重大な危険と、
全国的ながらまあまあの危険との情報提供量の落差にアンバランスを感じるのだ。

そう感じたのは、私自身、名古屋で台風の停電に遭い(幹線道路の信号も停電)、
夕闇の中で携帯ラジオでNHKをつけたところ、
大相撲千秋楽の中継になっていて、ちっとも被害情報が得られなかった経験があるから。

このアンバランスは、ローカル対全国という図式より、マスメディアの東京中心主義が原因だろう。