我が愛車ローバー・ミニクーパーで奥三河高原を駆っている時、
とある寄り道先でバックして縁石にマフラーをぶつけた。
金属が潰れる音がしたので、後ろを見ると、マフラーに続く(触媒とかがある)配管部の固定がはずれて、垂れ下がって、地面にすりそう。
この経験は、前のミニでもあったので、その時と同じく、車に積んであるナイロンロープで固定して、そのまま走った。
湯谷温泉の近くの自動車整備工場に、応急処置を頼みに行ったら、
車高が低すぎて、法的に触れないといわれ、修理を断られた。
ミニの車高って元来こんなもんで、それが今さらに下がって道路にスリそうなのでお願いしたいんだが、適わなかった。
まぁ、ロープで固定しているかぎり、配管は地面をすらないので、そのまま予定通り旅を続け、旅から戻ってやっとディーラーにもっていった。
マフラーの管自体が曲がってしまったので、マフラーの交換が必要だと。
ホントは、来年早々の車検には通さず、もうこのミニを手放して、もっと現代的な車に買い替えるつもりだった。
ところが、こうして修理をして、お金をつかってしまうと、
お金をかけた分、心理的な価値が増してしまう。
お金がかかった物ほど捨てられないという行動経済学の論理そのものだ。
これで、車検を通した日にゃ、また2年、車を買い替える時機を逸してしまう。