今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

お値打ちの温泉宿

2015年06月14日 | 温泉

月1回の2泊の”温泉旅”枠ではないが、どうしても気分転換に温泉に泊まりたくなった。
帰京せずに名古屋宅で週末をすごしても、ちっとも気分転換にならないからだ。

毎月の旅費予算外の支出になるので、なんとか出費は4桁で抑えたい。

そりゃ、ビジホならどこでも5,6千円に抑えられるが、温泉である所はほとんどないし(私が利用済みなのは3件)、夕食がつかない。
ビジホでコンビニ食という手もあるが、 それでは肝心の気分転換にならない!

そのような時に使える宿がある。
1泊8000円程度で2食ついた、れっきとした温泉宿だ。
この値段で民宿ではなく、ちゃんと洗浄器付きトイレもあるのがうれしい(これ重要)。

1つは、三重の新湯の山温泉にある「ホテルウェルネス鈴鹿路」。
シングルルームでも、長ソファがあり、机も広いので、ビジホのシングルより居住性がいい。
元は公共の宿だったので、設備とサービス体制は質素だが、
食堂での食事は宿屋的な夕食で、旅の気分に浸れる。
近鉄湯の山温泉駅から徒歩で行け、名古屋から気楽にいける。 

もう1つは、岐阜県恵那峡にある「恵那峡国際ホテル」。
ここは安宿チェーンの湯快リゾート系列なので、食事は他の系列館と同じくバイキング。
倒産したホテルを買い取ったので施設は古いが、一人でもツインの部屋。
ここは温泉が濃厚で、そこが一番気に入っている。

そして今、そこにいる。
ネットが通じるロビー(ホテルで一番リッチな空間)のゆったりしたソファに浴衣姿で身を委ねて、この記事を打っている。

夕食のバイキングは安いだけあって種類が少なく楽しめないが、オフシーズンの今はズワイガニがメニューに追加されている分、 少しはマシ。
カニは食べるのに時間がかかることもあり、脚を10本も平らげると「カニを食べた~!」という満足感を得られる。

温泉以外にこの宿を気に入っている点は、チェックアウトが12時と遅く(朝食後の朝風呂が楽しめる)、しかもチェックインも準備次第でOKという点。
こういう金のかからないサービス向上に努めているのがうれしい。
それに甘えて、今回は14時に入ったので22時間すごせる。
それに足も腕ももんでくれる立派なマッサージ機が無料で使えるのもありがたい。

食事はイマイチで客室の居住性もさしてよくないので、連泊する気はおきないが、一泊なら上の理由でお得感を得られる(同じ恵那峡なら隣接する「かんぽの宿」の方が居住性がいい。この宿は「かんぽ」の中では別格。惜しむらくは温泉が薄い)。 

あとは愛知の奥三河あたりに1件ほしいところだ(温泉がない地帯だから無理かな)。