在りし日の半沢直樹シリーズを彷彿させる、同じ池井戸潤原作のテレビドラマ「下町ロケット」(TBS系列)。
原作の力が大きいことは確かだが、久々に見入り、共感できるドラマだ(実際、視聴率が高い)。
水戸黄門にも通じるスッキリ感が爽快なわけだが、仕事に対する夢・情熱・責任感が感動を与えている。
だが、いい気分になって現実に戻ると、偽装やら粉飾やら不良品やらのニュースに次々と襲われ、がっくりくる。
下町ロケットの話は、日本にはありえない夢の話だったのか…
いや、そんなことはあるまい。
わが家の洗濯機も電子レンジも20年以上そのまま使いつづけて、全く故障がない(冷蔵庫は一回だけ修理)。
洗濯機は大量の水と大きな振動に毎回見舞われ、電子レンジは大電流と高熱を浴びる。
自慢でないが、手入れなど一切していない。
ちなみにオーディオは30年はたっている。
きっとネジ一本にも妥協がない製品なんだろう。