「論文に呻吟懊悩」のヤマ場、一年で一番苦しい時を迎えた。
ヤマ場は日常空間では過せないので、今年は「ホテルグリーンプラザ浜名湖」で迎える(昨年はかんぽの宿恵那峡)。
お籠(コモ)りだ。
ここは温泉ではないが、日中以外入れる大浴場があり、部屋は広い和洋室、窓からは視界180°浜名湖、そして食事はバイキング。
ここのバイキングは、いつでもズワイ食べ放題だったが、今年からそれがなくなった。
といっても私は過去にさんざん食べ尽くしたし、イカ焼きとホタテと浜松餃子があれば満足(安くすむ男)。
ただ、論文作りで苦しみに来たのだから、食べ過ぎてはいけない。
もちろん、アルコールも軽くチューハイ1杯に抑える。
バイキングでは毎度のことながら、カロリーオーバーを避けるため、炭水化物と糖分は極力摂らない(餃子の皮程度)。つまり主食とデザート無しで満腹にする。
和洋室なので、和室の広いテーブルで、座椅子に足を伸ばして持参したMacbook15インチを打込む。
ここで2泊する。
作業2時間を1クルーとして、初日に2クルー、2日目に4クルーで計6クルーできる(3日目は朝食後帰るだけ)。
つまり、風呂と食事前後の休憩以外は、テレビもつけず、ひたすら原稿打ちにいそしむ。
このようなストレス状態に追い込みつつ、日に4度の入浴と朝晩のバイキングで緩和する。
これが日常空間ではできないのだ。