日ごろ使っているGmailから次のような警告メールが届いた。
「日本郵便 - 日本郵政 (arturuz2cl@rambler.ru) さんからの "(件名なし)" という件名のメッセージに、ウィルスに感染またはその疑いのあるファイルが添付されていました。このメッセージはアカウント xxxxxxxxx@xxx.ne.jp(注:私のアカウント)から取得せずにサーバーに残っています。」
自動的に「迷惑メール」に収納されてあるそのメールを開けてみると、
「拝啓
配達員が注文番号497191876153の商品を配達するため電話で連絡を差し上げたのですが、つながりませんでした。従ってご注文の品はターミナルに返送されました。ご注文登録時に入力していただいた電話番号に誤りがあったことが分かりました。このメールに添付されている委託運送状を印刷して、最寄りの日本郵政取り扱い郵便局までお問い合わせください。
敬具
日本郵政ジャパンの宛先:
〒108-7250
東京都港区芝浦4-13-23
MS芝浦ビル13F
日本郵政
3/11/2016 05:03:39」
とあり、そして印刷しという添付ファイルがある。
その添付ファイルに悪質なウイルスが潜んでいる。
メールを開くだけなら問題ないが、添付ファイルは絶対に開いてはダメ。
詳しい情報は、すでにネットで出回っているので、それを参考にしてほしい。
まず、GMailチームのバリアに感謝。
たまたま日本郵政経由の通販がなかったから、最初から疑問視できるが、その最中だったら騙される可能性がある。
ただ、「電話番号に誤り」は私にはありえない。手入力しないから。
また、このメールの宛先が、私のアカウント前後の人たちに一斉に送られているのが何より怪しい。
もちろん、「件名なし」で来ること自体も怪しいが、逆に件名付きで怪しいものもたくさんある。
さらに、メッセージIDが@mail.rambler.ru というのはロシアからの発信だという。
これに気づけば決定的だが、 気づかない可能性が高い。
やはり、専門のバリアが頼りになる。
ついでに「りそな銀行」を騙るスパムもしつこかった。
そもそも「りそな」とは取引がないが、送信相手の客に向って「貴様」と書いてあった。