私の東京での昼間のサテライト書斎は国立国会図書館(新館)だが、祝祭日は休館なので、
GW初日の今日(昭和の日)は、以前それに利用していた都立中央図書館(普通の公立図書館と同じく祝祭日は開館)に行く。
今まで東京での日曜は仕事を休んでいたので、久々の再訪だ。
これら大きな図書館は、館内に食堂があるので、そこで早めの昼食をとって仕事にとりかかる。
そのつもりで、麻布十番の商店街を素通りして中央図書館に到着(真の最寄り駅は日比谷線の「広尾」)。
4階のテーブル席に道具を置いて席を確保し、空腹を鳴らしながら(あくまで文学的表現)5階の食堂に向かった。
そうしたら入り口に「休止」の張り紙。
3月末で業者が撤退し、次の業者を探しているとのこと。
一階にも軽食スペースがあったのだが、そこも同時に撤退した。
祝祭日は開いていても食堂がないなら、格下の区立図書館と同じだ
(午前中からずっと作業を続けるので昼食休憩は必須)。
財政豊かな首都東京の一番メインの”中央”図書館、
なんなら国立図書館と張合ってもおかしくないレベルの図書館が、この有り様とは情けない。
以前は、国会図書館とどちらがいいかを多方面から比較していたが、もう比較する対象(ライバル)ではない。
あえて腹を空かしてここまでやってきた私は、がっかりして4階の席にもどったが、
これ以上ここにいても意味がないように感じ、退館することにした。
受付カウンタには「周辺のランチマップ」が置かれていたので、それを取って外に出て、
せっかくなのでその地図に載っている近くの蕎麦屋に入り、空腹を癒した。
GWの休日は国会図書館が休みなので、ここに通いづめる予定でいたが、
そうしたい理由がなくなった(自宅から遠いのでなおさら)。
パソコンを持ち込めるもっと近場の区立図書館で済ませることにしよう(その近所で昼食を摂ればよい)。