今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

静岡(JR東海)の無冷房車

2018年08月05日 | 

学校が長期休暇にあたる期間は、JRの「青春18きっぷ」で名古屋から東京(実家)まで、中距離の列車を乗り継いで帰る。

合計6時間も冷房の効いた車内でじっとしているため、身体が冷えることから、盛夏でも服装は長袖・長ズボンにしている。

昨日でやっと補講が終わり、私も夏休み。
18きっぷでのんびり帰京する。 

名古屋から豊橋までの快速はいつものように快適だった。

ところが、乗り継いだ11時23分豊橋発浜松行き(3両)、
そして12時27分浜松発興津行き(3両)は、いずれも冷房がない車両だった(乗った瞬間、暑さでムッとする)。

設備的には天井の中央部に送風口の溝がある。
そこから風は来るがちっとも冷たくない(扇風機と同じ)。

携帯の気象計で測った車内温度は32℃。
iPadに装着するサーモグラフィで送風口を測ると30℃を超えている。
冷房が”弱い”のではなく、そもそも冷房が作動していないのだ。
そのくせ窓は開かない(もっとも外は35℃を超えているので、外気を入れたくない)。

今どき、いや今の時期、無冷房列車に乗せられる不幸な乗客になってしまった。

当然、乗客はみな暑がっており、扇子があればあおぎっぱなし、携帯扇風機を持参している人は顔にあてっぱなし。
日頃この区間の利用者はこれらの装備が必要らしい。

実際、ときたま通る車掌に誰も文句を言わないので、この区間はこの無冷房車が標準なのか(冷房が故障しているとのアナウンスもない)。 

JR東海は在来線を冷遇しているといわれるが、競争相手のいない静岡県内でそれを実感する(文字通りの”冷遇”なら歓迎だった)。

予定通り、島田で13時25分の 熱海行き(3両)に乗換える。
この車両は新しく、冷房はきちんと利いていた(車内28℃。送風口の温度26℃)。
へたしたら豊橋から興津までの間ずっと無冷房車になるところだった。

熱海から先(JR東日本)は、もちろん冷房車。
ただ室温が25〜26℃なので、長時間乗っていると手足が冷えてくる。