台風が北日本に進んだため(すでに温帯低気圧になった)、それが呼び込む南からの暖かい空気が関東を覆っている。
東京(「本駒込」)は、午前10時で32℃(最高気温は35.1℃)。
当然、エアコンの冷房をONにした。
夏服がまだしまえない。
関東は、日本の中で南東に出っ張った場所で、しかも東と南側が海で、北と西側は山に囲まれているため、中部や東北とは異なった独特の天気になることがある。
たとえば関東は太平洋高気圧に一番近い。
実際、同時刻の名古屋(「星が丘」)は25℃。
「体育の日」前日なのだが、暑過ぎるので、外出する気にならない。
これは異常気象かと、我が「本駒込」の過去の観測記録を見たら、昨年も10月に32℃を記録していた。
一方、愛知県の「日進」・「星が丘」ともに、10月に30℃を超えたのは2008年以降の記録では2013年だけ。
ということは、やはり関東に特異な現象とみるべきか。
日本の3箇所で気象観測を続けている結果を見ると、月間で気温が急降下するのは、10月〜11月、逆に急上昇するのは3月〜4月の間。
10日の今日は冷房を入れても、きっと月末には暖房を入れたくなるだろう。