私が愛知県で一番好きな場所は、愛知で一番高所にある茶臼山高原(豊根村。長野県との県境。周囲は天竜奥三河国定公園)。
山上の草原に牛が放牧され、 愛知側は奥三河の山々を見下ろし、信州側に目を転じれば、連々たる南アルプスを見上げる。
嬉しいことに、この山上の高原に休暇村の宿が建ち、客室からこの風景を楽しめる。
冬はスキー場にもなるこの高原に、私は春と秋の2回、それぞれ2泊することにしている。
休暇村の大浴場は温泉ではなく、段戸鉱石を入れたいわば人工鉱泉だが、愛知側にも長野側にも麓に降りれば日帰り温泉がある。
2泊の2日目の昼はどちらかの温泉に入る。
山上の長野側に「カエル館」という「ワン」と鳴くネバタゴガエルなどのカエルを展示してある所があるのだが、
この館内が磁気異常によるパワースポットになっている(館外にもパワースポットはあるが館内が最強)。
私は、ここのパワースポットを科学的に計測する担当になっていて、それで定期的に通っているのだ。
さて、今回は、麓の長野県根羽村側にある、浅間(センゲン)神社に立ち寄り、そこのパワーを計測した(新たなパワースポットになるかの検証)。
誰も来ない山の谷あいにぽつんと建つ神社は、高い木々に囲まれ、それなりに雰囲気はある(写真)。
残念ながら、地磁気は正常で、静電位も正常。
唯一、放射線が社殿前の両側の石灯籠で高めに出た(花崗岩製のため)。
次に心霊パワーの計測。
私の新兵器”BAKETAN霊石”の探知によると、青い光が反応したので、
「良い霊に守られている」と解釈できる。
ダウジングによっても、反応が出る。
なので、「暫定パワースポット」といえるか。
さて、休暇村で夕食を済ませた後、近くの矢筈池がライトアップされているというので、
持参した懐中電灯を頼りに、暗い中(街灯がないので)池に向った。
確かに池の周囲はライトアップされているが、標高1200m以上のここは、もう葉が落ちていて、
照らされているのは枯れ枝ばかり。
まぁ、それでも色のついた照明のせいで演色効果はある(写真)。
夜空を見上げれば、頭上に天の川がくっきり。
こうまで星がはっきり見えると、にわかに星座や星の名が気になり出し、
iPadに入れてある星座アプリで確認する(このアプリ、都会では使う機会がない)。
愛知一番の高所で満天の星を見るだけでも、来た甲斐があるというもの。
県内=日帰り圏内という発想もわからなくはないが、茶臼山高原は昼夜問わず愛知の別天地。
日帰りではもったいない。
山上の休暇村以外に、愛知側の麓には個性的な民宿(清水館、設楽山荘)、
長野側の麓には温泉宿(ささゆり荘、森の宿遊星館)があり、いずれも利用した。