今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

箱根駅伝を見てしまう理由

2019年01月04日 | 歳時

2日、3日にかけて開催される正月恒例の箱根駅伝
今年は視聴率30%を超えたらしい。
関東ローカルのイベントなのに全国放送されている。

私自身、格別関心あるわけではないのに、つい見てしまう。
といっても見入るのではなく、テレビのチャンネルを合せる程度。
2日続けて、計10時間も見入ってはいられない。 

出身校が出ていないので、応援する大学があるわけではない。
また、ルートの沿線に住んでいるわけでもないので、わが家がテレビに映るような興奮もない(東京・横浜の街中、湘南の海沿い、そして箱根の山中と景色が変わるのは、他の駅伝より見ていて楽しいのは確かだが)。 

なのになんで毎年見てしまうのか。
まず、より魅力的な番組が他にないためである。
そして、駅伝という競技は、マラソンよりも短い中継点のため、ゴールシーンがより頻繁になって、 その分退屈しない(トップ以外に、予選会クリアの順位、繰り上げスタートに間に合うか!などの要素もある)。
かといって、攻守が突然入れ替わるサッカーと違って、目を離せないわけではない。
”流して”見れる。 
たとえば、復路で東海大が東洋大を追い抜く”決定的瞬間”を放送が捉えられなかったが、前後の流れによって各自が頭の中で再現できる。
そのため、お節の準備、談笑しながらの食事中、後片づけの間も流したまま見れる。

私などは、読書しながら見れる。 

そして何より、暇ですることがない時間に合っている。
その長い時間を救ってくれるのは、今は駅伝しかない(昔は正月用の長大な時代劇ドラマがあった)。 

箱根駅伝がない10時間を考えると、そら恐ろしくなるほどだ。