勤務先の大学では、明日21日が卒論提出の締め切り。
毎年、締め切り直前の週末は、私が付きっきりで指導するが、本日の日曜はそれができない。
それに年末の名古屋宅での日曜は、年に一度の大・大掃除(だいおおそうじ)に充てなくてはならない。
本日、卒論生から昨晩メールに添付された原稿を添削して返信し、
まずはウォーミングアップとして、洗濯と布団干し。
そしていよいよ意を決して(意を決する必要がある)、居間の掃除にとりかかる。
まずエアコンを切って窓を全開して、マスクをつけ(昨年まではマスクが手元になかったので手拭いを口にまいた)、化繊のハタキで家具の上についたホコリを払う。
次に、フローリングの床にちらばっている大小の書物を整理(一箇所に集める)。
書物以外の散らばっている小物類を手に取って、不要な物がありすぎることを実感。
ゴミの掃除は、今年買ったハンディ掃除機のおかげで簡単(昨年まではミニ箒でミニちり取りに集めて、毎回ゴミ箱に捨てていた)。
あらわになったフローリングにぞうきん掛けをする。
これで居間は終わりだが、ここで休むと腰が重くなるので、続けてキッチン周りにとりかかる。
床の掃除は、ロボット掃除機※にまかせる。
※居間をロボット掃除機にまかせなかったのは、書物や小物などで散らかりすぎていたため。
昨年買っておいた100円の「すきまブラシ」が蛇口周りの掃除に便利だとわかった。
あと、洗剤の代わりに、クエン酸液(これも100円)でもそれなりに落ちる(泡はでない)。
床をぞうきん掛けして、キッチン周りもおしまい。
そして、服を脱いで、浴室内の掃除に取り掛かる(服を脱ぐのは、シャワーで天井から浴室内を洗うため)。
ここでも「すきまブラシ」で蛇口周りの水あかを落とす。
浴室は、入浴から出る時に、毎回シャワーで室内を洗浄するので、たいして汚れていない(これが習慣化する前は、浴室の大掃除がたいへんだった)。
最後のトイレも、床はロボット掃除機にまかせ、便器内外と床を丁寧に拭く。
そして、最後の仕上げにフローリングをハンドモップでワックス掛け。
以上、11時に始めて、昼食抜きで終わったのが15時すぎ。
足の踏み場に困っていた居間が、すっきりして、見た目にもとても気持ちいい。
掃除をすると、このような快(心理的報酬)が得られるのに、
いっこうに習慣化しないとは、心理学的に不思議だ。
ちなみに、寒空(最高気温7℃)の下に干した洗濯物は、夕方になっても乾かなかった。
今の時期は、温度の高い室内に干した方が乾燥しやすい(空気中に含みうる水蒸気量が多いため)。
事後、スマートウォッチを確認すると、部屋から一歩も出ないのに、目標歩数の8000歩を超えていた。
さらに、入浴後の体重計に乗ると、昨日よりも減っていた(これは昼食を摂らなかったためでもある)。
大掃除って、部屋がきれいになって、いい運動になることがわかった。
こんないいことなのに、いっこうに習慣化しないとは…
後になって判明した事:エアコンのファイルターとそれに接しているエアコン側を掃除したら、温風の量が格段に増え、消費電力も減り、暖房効率が格段に上がったので、設定温度を下げた(さらに消費電力も減った)。かくも掃除はすべきである。