前期授業が終り、夏休みまで残すは試験週間だけとなった。
私の授業はレポートとネット経由の筆記試験で教室での筆記試験はしないので、私自身は実質的に夏休みに入ったようなもの。
すなわち、会議等もふくめて出校する必要がなくなり、この後の提出物の採点と成績登録はすべてネットで済ませられる。
ということで、例年通り、「青春18きっぷ」を使ってのんびり鈍行で帰京。
6時間かけて300kmの列車の旅をするので、これだけで夏の旅気分としても満腹になる。
世間(高校まで)はすでに夏休みに入っていることもあり、またコロナ禍も峠を越したので、コロナ前のように東海道線は”18きっぱー”が大勢乗り込んでいる(みんな大きめの荷物を持って同じ便に乗り継ぐ)。
といっても通勤時間帯でないので、のりかえる電車すべて座席を確保できる。
最初に乗換える豊橋では、やってきた浜松からの電車の中で、若い女の子が倒れていた(母親らしき同行者が介護)。
静岡県内の東海道線は、昨年まで平気で”無冷房車”が走っていたが(もちろん車内は30℃超え)、少なくとも私が乗った車両は冷房車だった。
また昨年まで購入して携行していた「小型時刻表」が廃刊となったが、ネットの「乗換案内ジョルダン」画面が18きっぱーの行動にきちんと対応しているので(乗換え駅が、乗換え元の便の終点駅ではなく、乗換え先の便の始発駅で示されるので座席が確保できる)これで足りる。
また6時間以上となる乗車時間は、貴重な読書時間となるのもうれしい(この時間をスマホいじって暇つぶししているのはもったいない)。
しかもこれで片道8000円浮く。