昨晩は2時に寝たため、目覚めたのは9時。
湯垢離をして、絹の下帯をしめ、口を漱ぎ、髪を整え、羽織袴姿になり、帯に扇を差す。
近所に元旦の初詣に出るため。
以下、毎年同じ行動なのだが、改めて書く。
まずは第一鎮守の諏方神社。
手水で今一度手と口を清め、本殿に参拝。
ここでは、特製のお神酒(『神威』という銘柄)を土器で戴けるのがうれしい
(こういう外で一口呑む日本酒ってなんでいつもおいしいんだろう)。
開運のお札を買って、境内を出る。
目の前の富士見坂の上に進むと、
快晴の青空に、純白の富士が美しい(上写真)。
近年、元日の富士をこんなに見事に拝見できるのはめずらしい。
日本の守り神である富士のかくも神々しい姿をみていると、手を合わせたくなる。
つづいて第二鎮守の八幡神社。
参拝の後、巳の土鈴を買った。
境内には、富士講が造った富士塚がある。
ここにも参拝。
富士の姿を拝み、富士塚を詣でた(富士に登ったことになる)わけだ。
帰宅し、昼をだいぶまわってから弟一家がやってきて、
新年のお祝い。
一家が揃ったところで、例年通り、私は烏帽子・直垂の武家の正装姿になり、
屠蘇の儀を執り行う。
BGMに雅楽・越天楽を流しながら。
屠蘇の儀は、屠蘇散を金箔入りの酒に一晩ひたし、
それを三つ盃にて、”式三献”に則って頂戴する。
幼順から、盃に酒を三度入れ、三度で呑むのを一順。
それを次の幼順、次の次の幼順と計三順する。
かように”式三献”は、合計九度呑むので俗に「三三九度」ともいう
(式三献自体が本来の儀礼たる”九献”の略式)。
金箔入りの酒にしたのは、その方が酒を注ぐ時、子供が盛り上がるから。
9歳になったばかりの甥はこれが楽しみ。
この儀が終わると、いよいよお節料理を食べることになる。
わが家は重箱ではなく、大皿に盛る。
子供たちにお年玉を渡す。
大人たちは、日本酒を飲みながら料理
(ほとんど酒の肴なので子供にとっては食指が動かない)。
こうして食べて呑むだけの三が日が始まった。
湯垢離をして、絹の下帯をしめ、口を漱ぎ、髪を整え、羽織袴姿になり、帯に扇を差す。
近所に元旦の初詣に出るため。
以下、毎年同じ行動なのだが、改めて書く。
まずは第一鎮守の諏方神社。
手水で今一度手と口を清め、本殿に参拝。
ここでは、特製のお神酒(『神威』という銘柄)を土器で戴けるのがうれしい
(こういう外で一口呑む日本酒ってなんでいつもおいしいんだろう)。
開運のお札を買って、境内を出る。
目の前の富士見坂の上に進むと、
快晴の青空に、純白の富士が美しい(上写真)。
近年、元日の富士をこんなに見事に拝見できるのはめずらしい。
日本の守り神である富士のかくも神々しい姿をみていると、手を合わせたくなる。
つづいて第二鎮守の八幡神社。
参拝の後、巳の土鈴を買った。
境内には、富士講が造った富士塚がある。
ここにも参拝。
富士の姿を拝み、富士塚を詣でた(富士に登ったことになる)わけだ。
帰宅し、昼をだいぶまわってから弟一家がやってきて、
新年のお祝い。
一家が揃ったところで、例年通り、私は烏帽子・直垂の武家の正装姿になり、
屠蘇の儀を執り行う。
BGMに雅楽・越天楽を流しながら。
屠蘇の儀は、屠蘇散を金箔入りの酒に一晩ひたし、
それを三つ盃にて、”式三献”に則って頂戴する。
幼順から、盃に酒を三度入れ、三度で呑むのを一順。
それを次の幼順、次の次の幼順と計三順する。
かように”式三献”は、合計九度呑むので俗に「三三九度」ともいう
(式三献自体が本来の儀礼たる”九献”の略式)。
金箔入りの酒にしたのは、その方が酒を注ぐ時、子供が盛り上がるから。
9歳になったばかりの甥はこれが楽しみ。
この儀が終わると、いよいよお節料理を食べることになる。
わが家は重箱ではなく、大皿に盛る。
子供たちにお年玉を渡す。
大人たちは、日本酒を飲みながら料理
(ほとんど酒の肴なので子供にとっては食指が動かない)。
こうして食べて呑むだけの三が日が始まった。