今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

酒が飲めるぞ♪

2013年08月11日 | 健康
今日で白内障手術から丁度1週間がたった。
経過は順調で、感染症もない。
そして、いよいよ今日から酒が解禁だ。

1週間もの長期の禁酒なんて、20歳以降記憶がなく、初めての経験。
その間、手の震えも幻覚もなかったw。
やればできるもんだ。

だが、酒が飲める幸せをこのまま放棄するつもりは毛頭ない。
酒そのものが幸福感を与えてくれるからだ。

解禁記念の祝杯用ビールは、インドネシア産のBintang.
このビール、焦げ臭が心地よくて、バリ島では毎日プールサイドで飲んでいた。
「やまや」には今は置いてなく、ビックカメラで買ってきた。

今日のストレスを今日のうちに解消するには、酒が一番。
システインのサプリを毎晩飲んでいるので、γGTPも標準値を維持しているし。

40.2℃

2013年08月11日 | お天気
13時47分、我が「ひぐらし気象台」(東京都荒川区西日暮里4丁目)で40.2℃を記録した。
今朝の最低気温が30℃を超えていたので、40℃を超えるのは予想していた。
もちろん最高記録更新。
これからは、この気温が当たり前になるかもしれない…

熱帯夜以上

2013年08月11日 | お天気
昨晩(今朝)の東京は、最低気温(5時24分)が30.7℃と30℃を超えていた
(わが私設ひぐらし気象台による)。
25℃以上で「熱帯夜」だから、30℃以上はなんて言うべきだろう(今まで名称が無かった)。
火力発電をフル稼働して、温暖化への対処はどうでもよくなってしまった日本への警告なのかな。
今日も暑くなるぞ。

39.9℃!

2013年08月10日 | お天気
今日はひときわ暑かった。
わが私設ひぐらし気象台(荒川区西日暮里4丁目)では、12時41分に
39.9℃を記録した。
あと0.1℃の壁が暑い、いや厚い。

といってもこの値は、もちろんこの気象台開設以来の最高気温であり、
私が開設している他の二ヶ所(愛知県名古屋市、日進市)を含めても最高気温。
いや、ひょっとして、たぶん、私が生れて以来、自分が体験した気温としても最高値。

この記念すべき暑さを、冷房の効いた室内でやりすごすことができようか。

携帯気象計(Kestrel4500)を首から下げて、明日のための買い物に外に出た。
もちろん日傘をさして。
日差しは防げるが、
傘の下から通り過ぎる風速0.5m/sのそよ風は、
体温より3℃も高いので、ちっとも心地よくない
(ちなみに東京は公式でも40℃には達しなかったが、甲府や館林では40℃を超えた)。

この暑さは一週間くらい続く。
明日にもう一度チャレンジだ。


大空振り

2013年08月08日 | 防災・安全
皆さんと同じく、私の携帯も緊急地震速報が鳴り響いた。
画面を見たら「奈良で震度7」だという。

なんで震源が奈良?
和歌山や三重なら「東南海」や「南海」でわかるのだが…
緊急地震速報はプレート境界の海溝型地震でないとP波だけのキャッチはできないはず。
奈良だと活断層型しかありえない。
その場合は直下型なので、緊急地震速報が東京に届いた頃には、
かの地はもうすでに壊滅状態のはず。

ネットの地震速報のサイトはすでに繋がらなくなっていたので
(これが災害時のネットの弱点)、
テレビのNHKをつけたら、音声では緊急地震速報の速報を流しているのに、
画面はなんと高校野球の試合中。
奈良が震度7なら、甲子園だって相当な揺れのはずだが…。

とにかく近畿にも緊急地震速報が流れているのに、なんで試合を中断しないんだ?
授業中だったら、授業を中断して、全員机の下に避難させているところ。

結果、誤報だということがわかった。
たしかに、3.11の東北地方太平洋沖地震の後、
東京でも毎日、緊急地震速報が鳴り、
そのうちいくつかは「空振り」だった。
なので緊急地震速報が鳴っても半信半疑で慌てなくなった。
実際今回も、ホントかよという疑念が先で、地震に備えるよりも情報の確認を優先した。

すなわち緊急地震速報の空振りはかくもありうる。
ただ、震度7クラスの大空振りは初めて。

でも、空振りは結果であって、速報受信時には、安全態勢をとるべき。
高校野球を中断しなかったことは、防災上は問題になると思う
(グラウンドの選手は安全だろうが、内野スタンドは席ごとの落下もありうる)。

※後日、甲子園球場には緊急地震速報受信時の対応マニュアルが存在せず、そのため何もしなかったことが判明した。
そら恐ろしい事実だ。阪神淡路の震災は忘却の彼方にあるらしい。
今回の大空振りはいい警鐘として役立った。

立秋だから暑い

2013年08月07日 | お天気
「立秋を迎えたにもかかわらずまだまだ暑い」という情報量の無いセリフを、
テレビのお天気番組はなんで馬鹿の1つ覚えのように毎年繰りかえすのか。
ひどいのになると「立秋とは名ばかりの暑さ」という表現。
勘違いしているのはあ・ん・たの方だよ!

春分・夏至・秋分・冬至を基準に区分けする節気
(季節区分:立秋も夏至と秋分の中日として算出される)は、
公転すなわち太陽高度による基準であって、気温が基準ではない。
なので6月下旬の夏至は、最初から「暑さの盛り」を意味しない。

日射(太陽高度)と気温の分布には法則的な位相差(ズレ)が存在することくらい、
われわれは毎日体験している。
すなわち1日の最高気温は正午(南中時)ではなく、
午後2時過ぎになることくらい知っている。
なので、毎日「(正午をすぎて)午後2時を迎えたにもかかわらず、まだまだ暑い。午後とは名ばかり」
とは誰も言わないだろうが。

気温の日較差をみると、1年を通じて、ほぼ午後4時から気温が降下し始める。
なので、1日の24時間を1年の12ヶ月に換算するため、
夏至に近い7月1日を正午(南中)とすると、
立秋は午後2時を少しまわったあたりになり、まさに1日の最高気温を記録する時間帯。
そして午後4時は9月1日であるから、まさに気温が降下し始める月と対応している。
誰でも知っているように、立秋すぎても8月中(午後2時~4時)は暑いのだ。

太陽高度を基準にした古代中国の節気を、
気温を基準に季節を感じているわが日本にどうしても無理やり使いたくて、
夏至前後を「盛夏」、立秋以降を「秋口」とするなら、
「盛夏」より「秋口」の方が”暑い”という認識をいいがけん確立したらどうか。

人工水晶体からの眺め

2013年08月05日 | 健康

白内障手術から一夜明けた。
眼にはなんの異状もなく、違和感もない。
今日は術後翌日の検診。
順調に回復しているという。

実際、人工水晶体で映される視界は、すこぶるクリア。
手術前は、右目の全視界が薄ガラスがかかったように曇っており、
さらに酷い乱視のように像が2重になっていた(これも白内障のせい)。
それが、あっという間にレンズの曇りもなく、
ピントも合っているまともな視界に戻った。

私の右目に埋っている人工水晶体は、調整不能の単焦点レンズである。
調整可能なレンズもあるということだが、これは保険が効かないのでやたら高い。
それにピントの調整の精度に難があるとも聞いた。

同じ単焦点でも遠方用と近場用の二種類があり、そのどちらかを選ぶ。
私は高校の時に左目だけが近視になったので、
右目は遠目、左目は近目と役割分担していた(これを”モノ・ビジョン”というらしい)。
なので、手術する右目は従来通り遠方用にした。

もともと視力が1.2あった右目は、老眼により、近場にピントが合わなかった。
すなわち手術前のホンモノの水晶体もすでに単焦点になっていたのだ。
だから、手術後もピントに違和感がないわけだ
(次に左目を手術する時は、近場用にするつもり。
モノビジョンでいれば、矯正装置がなくても片目ずつ裸眼で遠近両方にピントが合うから)。

ただ、術後は、傷口を塞いでいないので、感染症が怖いという。
抗菌・抗炎症の3種類の目薬を日に6回点眼し、
飲み薬を2錠ずつ日に3回摂取する。

今日から入浴はできるが、洗髪はできないので、近所の美容室に洗髪だけしてきた
(前かがみになる床屋の洗髪は厳禁)。
睡眠中は、無意識に目を触らないようにゴーグルをつけて寝る。

というわけで、余分な汗もかきたくないので、今週いっぱいは家でおとなしくしていよう。


白内障手術体験記:見えている瞳のままで

2013年08月04日 | 健康

今日はいよいよ我が右目の白内障手術。
私が通う秋葉の「アイクリニック」では、
日曜は手術専用日で、外来は受付けない。
なのにロビーはほぼ満席。
つまりこれだけの人が一斉に白内障の手術を受けるわけだ。

自分もその一員に加わり、血圧測定など術前の検査と瞳孔を拡げる薬を点眼される。
そして施術していただく赤星先生の問診を受ける。
赤星先生は白内障手術の世界的権威でありながら、いたっておだやかな応対で、こちらの気も落ち着く。

手術を受ける者は一人一人呼ばれて上階に行く。
私も呼ばれて、手術室前室に案内される。
そこで頭に防水用の帽子をつけられ、青いガウンをはおる。
椅子に座って、腕に点滴を挿入され、数分おきに両目に抗生物質を点眼される
(別に視野や眼の感覚に変化はない)。

患者の手術が終わるたびに、次の席に点滴ごと移動する。
下で待っていた人が最後尾の席に加わる。
そう、手術時間はたった数分間で、次々にさばかれていくのだ。

私の前の人が手術室に入り、私が待合室の先頭になった。
手術なるものが初めてなので、当然手術を待っている状態も初めて。
命にかかわらないといっても、手術は手術。
診察を待っているのとは気分が全然違う。
いよいよ次は自分の番となると、まるで処刑を待たされていた囚人の気分。

ついに私が手術室に入るべく、看護師に付き添われた。
手術室には手術台代りのリクライニングの椅子(歯医者のそれに近い)が2台横に並んでいて、
1台ではすでに前の人の手術が行なわれている。
空いている1台が私用だ。
室内には、モニターが幾台もあり、そこには今行なわれている手術が大きく映し出されている。
他に見るものがないので、いやでも、黒目に施される手術のアップ画面を視野にいれてしまう。

そしていよいよ私の番。
施術用の椅子に移動し、仰向けになる。
真上から強い光が差し込んでいて、視野は白いだけで何も見えない。
右目部分だけが空いた布のカバーを掛けられ、右目が細い管で洗浄されるが、
その液の勢いもあって、眼球はまだ敏感に反応している。
はたして麻酔が効いているのか不安になる。

この手術は赤星先生が開発した「フェイコ・プレチョップ法」という方法でなされる。
すなわち、角膜の脇を切開して、まず濁っている水晶体を砕き、
それを取り出した後、折り畳んだ人工レンズを挿入する。
人工レンズにはループと呼ばれる支持部(脚)がついていて、
挿入されるとそれが開いて固定される。
非常に熟練を要するが、赤星先生は片目につき4分で済ませことができる。
だから、半ばベルトコンベア的に次々とさばくことができるのだ。

私は、意識が明瞭で右目の網膜像がONになっている状態で、これからその作業を体験するわけだ。

視野的にも気持ち的にも、私の意識は、明るい右目の網膜像に集中させられる。
だが強い光のせいもあり、目の前に接近するメスは幸いにもよく見えない。
右目の中心部に触覚的違和感が走った。
切開が始まったようだ。

ただし、右目の視覚像は、真っ白いだけの光の世界に、
時たま角張った黒い影が、視野の中央で光を遮るようにうごめいている状態。

そして、ある時から、視野一面が細かい細胞状で構成された(ある意味)美しい風景となった。
術中、視野に拡がった唯一の形態像だ。
きっと水晶体が砕かれたたのだろう。
それによって視野の外部対象を失い、網膜に眼球内部の風景が映ったかのようだ。

そして、また光と影のせめぎ合いが始まり、
やがて明らかに、光源周囲の光彩が鮮明(クリア)になった。
人工レンズが無事装着されたに違いない。
その鮮明な光彩が打ち勝ったかのように、角張った黒い影が視野から消えていった。
手術が終わった。

椅子が戻され、手術室が明るくなった。
隣の椅子には次の患者が横たわっている。
すかざず、看護師が保護メガネを装着する。

手術を終えた赤星先生にお礼を言って、導かれるままに手術室を出て、
術後者専用の椅子に腰掛けて、眼の周囲のふき取りや点滴の解除などの措置を受けた。
もちろん、痛みの有無を尋ねられた。
右目に違和感はあるが痛みはない。
だいいち、すでに右目で見ている。

階下のロビーに降りていくと、帰りの付添いとして来てくれた母がいた。
その後車で迎えに来てくれた弟もやってきた。

あとで知ったが、この頃、宮城県で震度5強の地震があった。
手術中に震度5強の地震がなくてヨカッタ。

→「人工水晶体からの眺め」に続く


白内障の手術前日

2013年08月03日 | 健康

今年の三月、右目が白内障になっているのがわかった(→記事)。
手術をして”水晶体”を人工物に入れ替えるしかないということで、
手術先を探した。
なにはともあれ、大事な目の手術だ。
気楽に近所というわけにはいかない。

ネットで探したら、三井記念病院の「赤星先生」が第一人者と知り、
診断してくれた眼科医に紹介状を書いてもらった。

ただし予約がとれるには数ヶ月先ということ、
また手術後はそれなりのケアが必要ということなので、
春はあきらめ、5ヶ月先の勤務先が夏休みに入る8月に予約した。

その間、ベールがかかったような見えにくい右目を我慢して、
ようやく明日、手術の日を迎える。

術後1週間は、洗顔も、洗髪もできない。
さらに電動歯ブラシも電動ひげそりも使えない(いずれも愛用中)。
車の運転ができないのは実家生活だから支障はないが、
1ヶ月間は眼圧がかかるような運動ができない。

一番痛いのは1週間もの間、が飲めない事。
毎年、健康診断前日の”一日禁酒”はしているが、
1週間もの禁酒なんて、20歳以降、記憶にない。

さらに、大好きな温泉も2-3ヶ月は感染予防のためダメ。
これもつらい。

今年の夏は、1週間の禁酒だけでなく、山にも温泉にも行けないのだ。

そしていよいよ手術→次へ


ディオバン愛用者

2013年08月02日 | 健康
今データ捏造で話題の降圧剤「ディオバン」(バルサルタン)を、
私はずっと毎日飲んでいた(もうひとつの降圧剤「カルブロック」とともに)。

実家近所の診療所で処方されたからで、
実際、降圧効果は即効で、しかも副作用はまったくない。
そして4年間ほど飲み続けていても、効果は持続している
(同じ薬を飲み続けていると、効果がなくなり、より強い降圧剤が必要になる人も結構いるという)。

もちろん、データ捏造は絶対に許しがたい行為だが、
その捏造は、降圧効果以外についてであり、
降圧効果自体はすでに評価が確立されていた。
また自分自身においても降圧効果は体験済みなので
感情的に憤然としながらも、客観的にはディオバンの降圧剤としての価値は変えられない。

というのが、診療所の先生と私の一致した意見なので、
今後も飲み続ける事にした。

ところで、降圧剤の副作用を過剰に心配する向きがあるが、
母は40年以上降圧剤を飲み続けており、85歳になる今年も、副作用はまったく無く至って元気である。
その母の周囲の人たちには、降圧剤を嫌って何もしなかったため、
脳の血管が切れて帰らぬ人となっている。

降圧効果のあるサプリが入った飲料などは、自分の経験では即効性がなく、
保険がきかないので費用がかさむ(200円/日ほど)。
毎日摂取するなら、飲料より錠剤の方がはるかに安くて(2錠で50円/日)、摂取自体も楽。