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犬がいた季節 伊吹有喜
今年の本屋大賞ノミネート作品は暗い作品が多い気がするが、本書はほのぼのとしたところの多い明るい作品なので少しホッとしながら読むことができた。舞台は三重の高校。その高校に一匹の子犬が迷い込んできて、里親が見つからないまま、代々の生徒会の高校生たちが世話をしていくという設定だ。高校生たちは犬の世話をしながら自分たちも成長し人生の岐路で決断したりしていく物語が、阪神淡路大震災、F1ブーム、ノストラダムスの大予言といった現実の出来事を織り込みながら進んでいく。基本的には学園ものという風情だが、平成の色々な出来事が背景にあるので、色々な年齢層の読者が当時の自分を投影しながら読むことができる仕組みになっている。時々犬の目線になるところも効果的で、とても良い本に出会えたなぁと思えた。(「犬がいた季節」 伊吹有喜、双葉社)
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