湖岸の宿

2009-05-01 00:26:37 |  二人旅
チェックイン後、部屋で菓子とお茶をいただき、しばしゆっくりして本日の旅程を徒然に思い返す時間を過ごしました。
部屋は諏訪湖側で、窓から湖が一望できます。
方角は西なので夕日が眺められそうです。


さて、そろそろ温泉に行きましょう。
浴場まで館内を歩く途中に庭園を眺められるスペースがあり、40分後にここで待ち合わせをすることにして別れます。
広々とした湯船で体を伸ばし、陶然。
大きな窓の外はまだ昼の光が射しています。
明るい時間からお風呂に入るのは、なんか贅沢。
露天風呂と内湯を楽しんで、上がりました。

待ち合わせ場所に行くと、母はもう座って庭を眺めています。
ありゃりゃ、すみません。
庭に出て涼むといいと言う母の勧めに従って、下駄を履いてちょっと歩く。
前にも書きましたが、一人旅では宿はただ寝ることだけが目的の場所だったのですが、旅館で温泉や食事がついてる場合は、宿での時間を楽しむというのも旅行の一つの目的としてあるのだなと再認識。
連れがいる場合はなかなかいいものです。

部屋に戻って窓から湖を見ると、だいぶ日が傾いて来てます。
写真を撮りつつ夕食までの時間を潰しました。
仲居さんが夕食を運んで来てくれました。
豪華な献立。
風呂で流した汗の分、まずは生ビールで水分補給して、和食だったので日本酒は熱燗を注文。
食べてる間に日はどんどん傾き、空は橙を濃くしていきます。
刻一刻と表情を変える景色を眺めながら(ときどきシャッターを押しながら)、料理とお酒を楽しみました。


暗くなってすぐ、突然湖上に花火が上がりました。
小振りですがしっかりした打ち上げ花火です。
湖上の人工?島から打ち上げているよう。
ほんの十数発だったと思うのですが、季節はずれの出し物に食事を中断して母と二人眺めました。
そういえば秋に信州を旅したとき、同じくらいの時刻に中央道の諏訪湖SAに休憩に入ったら、湖上で花火が上がっているのを見たことがあります。
週末だけなのか毎日なのか、季節に関係なく上げているのかもしれません。
写真は打ち上げ後の諏訪湖夜景。


今日も早々に布団に入り、一日の疲れもあってすぐに寝入ってしまいました。
また明日。