美しきかなそのショット

2009-10-21 01:14:21 | テニス
昨日から靭はスーパージュニア。
先週までコート2面を使って設営されていたイベント広場はもう跡形も無く、コートは全面試合と練習に使われてました。
2列に並んだコートの間に通路があり、コートエンド側なんですがそれぞれ2列ベンチが設けられています。
試合コートのベンチは観戦するお客さんやお昼休みのサラリーマン・OLで一杯。
通路は異国の少年少女とコーチたちが大きなラケットバッグを持って行ったり来たり。
コート脇にたたずむ美少女。なんて絵になるんでしょう。
女の子たちはスコート姿がとっても素適。
やっぱり鍛えた体にこそ良く似合うウェアですね。
・・すけべなオヤジですみません。

私は昨日も今日も空いてる練習用コートのベンチに陣取り、お弁当を食べながら練習を観察。
練習コートは15分の入れ替え制らしく、食べてる間2組入れ替えがあり、いろんな選手の練習を見ることができました。
コーチと1対1で、あるいは同じチーム内(というのか?)の選手同士で打ち合ってます。

まず目を惹いたのがミニストローク。
みんな、まったく同じでとても素直なスイングを繰り返し、ボールを打ち合います。
とってもきれい。当然ミスは極小。
自分のミニストロークを思い返してみると、手首をこねたり、スライスを打ったり、フラットで打ったり、やたらスピンをかけたり・・、ミニストロークなのに頻繁にミスします。
いろんなショットを打ちたいのでいろいろ試すのですが、自分の目指す方向にちょっと疑問の芽が兆しました。
彼らは非常にシンプルです。ベストのショットを打つだけ、狭く深くひとつひとつのショットを極めていこうとしているように感じました。

スーパージュニアは男子女子混合の大会です。
180cmはある男子選手が80kgはあるコーチと打ち合ってます。
男のコーチも男子選手相手だととても大変そう。
それでもコーチ凄いです。
私ならスライスでしか返す気が起きない(スライスでも返せるはずはない)バックハンド側に来た威力あるボールを、ちょっと上体引けてますけどシングルハンドのフラットドライブで返してます。
私もバックハンドはシングルなので、参考になるのはコーチの方。
しばらく観察してしまいました。

隣のコートでは小柄で脚の長いかわいい女子選手が練習を始めました。
アジア系で長い黒髪を後ろでひとつに結わえているので中国か韓国の選手でしょうか。
ヒッティングパートナーらしき黒人女性と打ち合い始めました。
半面を日本人の男子学生同士が打ち合っているのですが、彼らより伸びのあるボールを打ってました。
男子学生はいいショットを繰り出してはいるのですが、なんかラフな感じ。
比較して彼女は、やってくるボールへの入り方、スイング軌道の安定性、体軸のブレの無さ、ボールにかける体重の乗せ方の次元が違いました。
姿形の美しさに加えて繰り出すスイングとボール軌道の美しさ。
もう見惚れてしまいました。

いやー、練習内容はホントに参考になりますね。
一日見ていても飽きないかも。
残念ながら見ることができるのはほんの30分ほど。
もすこしゆっくり観戦したいもんです。