ちょっと報告

2010-10-22 00:24:05 | 山行
先日の三連休、実は立山に行ってました。
まだ秋に訪れていない山は色々あったのですが、9月末頃の記事で今年の紅葉の進み具合について話題にしたので、実際はどうなのか気になってしまい行く事にしたのです。
今回の立山は、山の旅行記として記事にできる程、新しい経験ができた訳でないので、伝えて置きたい事柄だけお話ししたいと思います。

日曜に立山からケーブルカー、高原バスと乗り継いでアルペンルートへ入りました。
今年は天気の巡りが悪く、あいにくの雨模様。
弥陀ヶ原を2時間程歩けただけでした。
紅葉がきれいなら雨中でも歩いたのですが、見事に予想を外してしまいました。

私の予想では一番の見頃は天狗平辺りで、室堂は盛りを過ぎたもののまだまだ色を残し、弥陀ヶ原はさあこれからおいしい頃、と見ていたのですが…。
実際にはずっと標高の低い、弘法辺りが最盛期で、弥陀ヶ原は赤いナナカマドはちらほらあるものの、色と葉を落とした草木がほとんど。
室堂に至っては、氷雨の降る冬の世界でした。

高原バスは美女平と室堂の間で、一度だけ途中下車できます。
普通は弥陀ヶ原と天狗平で下車できるのですが、その日は弘法でも降りれますとアナウンスがありました。
その辺りが旬だったからなんですね。
臨時で物事が行われるのは、それなりの理由があるのだという事に、後で思い至りました。

しかし、山は単純には推し量れない所です。
あんなに夏暑かったのに…。
紅葉の進みは暑さが退いた後の冷え込み次第なのでしょうか。
前に同時期(3日早いだけ)訪れた時より紅葉が進んでしまっているとは考えもしませんでした。
前回来た時は、実は暖秋?だったのかも。
私の紅葉前線予測ルーチンへのパラメーターを変更してやる必要があるようです。

<弥陀ヶ原から大日岳方面を望む>