めおん号、定員200名とあります。
なのに乗客はもう一杯、またしても左舷後甲板の手すりに取り付き、海を眺めることに。
すぐに出航。
フェリーは高速船と違いゆるゆると進みます。
フェリーの甲板からは海面が遠い。
フェリーの旅はやはり落ち着きますね。
なんて言って落ち着く前に女木島に着いてしまいました。
近い。
女木島の観賞ポイントは大きく分けて2ヶ所です。
山中にある鬼ヶ島洞窟と港付近の集落。
まずは鬼ヶ島洞窟へ。
歩くと30分ほどかかるらしいので、バスで移動。
坂道を上る上る。
歩いたらしんどそう。バスで正解。
移動中とうとう雨が降り出し、鬼ヶ島洞窟に着く頃には本降り。
バス停では大きな赤鬼、青鬼、桃鬼?の人形が迎えてくれました。
なんだこれは。
石段を登って洞窟入口のほうへ歩いていくと土産物屋さんが一軒あり、おばあちゃんが一人店番をしてました。
「洞窟の中は狭いよ。大きな荷物は預かってあげるから、置いて行きなさい。」
といった様な事を我々にゆっくりとしたやさしい声音で声掛けてくれます。
「10億円入っていても大丈夫だよ。」
すごい自信だな。
雨に煙る島の写真を撮ってから、それじゃあリュックを預かってもらおうとお願いしました。
軽食が摂れるテーブルと椅子があるのですが、そこに置いておけと言う。
しかもおっしゃることに、
「貴重品は持って行ってね。」
なはは、おいおい、さっきと言ってることが違うじゃない。
でも笑顔がやさしくて、憎めないおばあちゃんです。
さて、洞窟へと足を踏み入れました。
確かに狭い。
腰をかがめないとくぐれない場所がいくつか。
ここは人が掘って作られた洞窟で、いつ作られたのかは不明だそう。(説明書きをきちんと読んでいないので、話半分で聞いてくださいね。)
桃太郎に出てくる鬼が作り住んだ場所になぞらえて、観光資源としているようです。
洞窟内のいたるところに、バス停で見た大きな鬼の人形がおいてあり、桃太郎が退治した時の様子を蝋人形の館みたく表現してあります。
子供は喜ぶかもしれませんが・・・、って所です。
そんな洞窟内にART作品があります。
「鬼合戦、あるいは裸の桃の勝利」
真鍮製のワイヤーで作った彫刻が吊り下げられ、小さな光が当てられています。
鬼に捕らえられた人たちの魂を現したものらしい。
一本の糸で吊り下げられているので、空気の流れがあるとゆっくり回転し、とても美しい。
写真を撮っていたらいつの間にか他の見学者はいなくなり、魂を感じるに雰囲気の増した静かな暗闇の中、作品鑑賞を堪能できました。
バスで港までもどり、雨の中、集落内の作品も見て廻りました。
「福武ハウス2010」は訪れた時、雨のため体育館で運動会する真っ最中のにぎやかな小学校校舎内に展示されてました。
一般教室はもちろん、家庭科室や理科室や図書室に作品が幾つも展示されていて、順に観賞。
芸術祭期間中、授業には使えないなこれ。
(置いてある机や椅子の小さいこと小さいこと。こんなのに座ってたんだ・・・。)
写真撮影は禁止なので、画像はありません。
まるで文化祭に訪れたようで、とても楽しめました。
あと観賞したのは、
「不在の存在」:だまし絵みたいでおもしろし。(撮影禁止)
「均衡」:小さな短冊状の鏡を繋げた作品。
「20世紀的回想」:ピアノの帆船。
「カモメの駐車場」:島々の港港で、本当のカモメが並んで止まっているのを観察できました。
私的には当たりの作品の多い島でした。
なのに乗客はもう一杯、またしても左舷後甲板の手すりに取り付き、海を眺めることに。
すぐに出航。
フェリーは高速船と違いゆるゆると進みます。
フェリーの甲板からは海面が遠い。
フェリーの旅はやはり落ち着きますね。
なんて言って落ち着く前に女木島に着いてしまいました。
近い。
女木島の観賞ポイントは大きく分けて2ヶ所です。
山中にある鬼ヶ島洞窟と港付近の集落。
まずは鬼ヶ島洞窟へ。
歩くと30分ほどかかるらしいので、バスで移動。
坂道を上る上る。
歩いたらしんどそう。バスで正解。
移動中とうとう雨が降り出し、鬼ヶ島洞窟に着く頃には本降り。
バス停では大きな赤鬼、青鬼、桃鬼?の人形が迎えてくれました。
なんだこれは。
石段を登って洞窟入口のほうへ歩いていくと土産物屋さんが一軒あり、おばあちゃんが一人店番をしてました。
「洞窟の中は狭いよ。大きな荷物は預かってあげるから、置いて行きなさい。」
といった様な事を我々にゆっくりとしたやさしい声音で声掛けてくれます。
「10億円入っていても大丈夫だよ。」
すごい自信だな。
雨に煙る島の写真を撮ってから、それじゃあリュックを預かってもらおうとお願いしました。
軽食が摂れるテーブルと椅子があるのですが、そこに置いておけと言う。
しかもおっしゃることに、
「貴重品は持って行ってね。」
なはは、おいおい、さっきと言ってることが違うじゃない。
でも笑顔がやさしくて、憎めないおばあちゃんです。
さて、洞窟へと足を踏み入れました。
確かに狭い。
腰をかがめないとくぐれない場所がいくつか。
ここは人が掘って作られた洞窟で、いつ作られたのかは不明だそう。(説明書きをきちんと読んでいないので、話半分で聞いてくださいね。)
桃太郎に出てくる鬼が作り住んだ場所になぞらえて、観光資源としているようです。
洞窟内のいたるところに、バス停で見た大きな鬼の人形がおいてあり、桃太郎が退治した時の様子を蝋人形の館みたく表現してあります。
子供は喜ぶかもしれませんが・・・、って所です。
そんな洞窟内にART作品があります。
「鬼合戦、あるいは裸の桃の勝利」
真鍮製のワイヤーで作った彫刻が吊り下げられ、小さな光が当てられています。
鬼に捕らえられた人たちの魂を現したものらしい。
一本の糸で吊り下げられているので、空気の流れがあるとゆっくり回転し、とても美しい。
写真を撮っていたらいつの間にか他の見学者はいなくなり、魂を感じるに雰囲気の増した静かな暗闇の中、作品鑑賞を堪能できました。
バスで港までもどり、雨の中、集落内の作品も見て廻りました。
「福武ハウス2010」は訪れた時、雨のため体育館で運動会する真っ最中のにぎやかな小学校校舎内に展示されてました。
一般教室はもちろん、家庭科室や理科室や図書室に作品が幾つも展示されていて、順に観賞。
芸術祭期間中、授業には使えないなこれ。
(置いてある机や椅子の小さいこと小さいこと。こんなのに座ってたんだ・・・。)
写真撮影は禁止なので、画像はありません。
まるで文化祭に訪れたようで、とても楽しめました。
あと観賞したのは、
「不在の存在」:だまし絵みたいでおもしろし。(撮影禁止)
「均衡」:小さな短冊状の鏡を繋げた作品。
「20世紀的回想」:ピアノの帆船。
「カモメの駐車場」:島々の港港で、本当のカモメが並んで止まっているのを観察できました。
私的には当たりの作品の多い島でした。