東方に奪われた意識と認識

2010-10-26 23:07:27 | Weblog
朝、外に出ると、昨日からの雨も止み、朝日が東の空を白く輝かせていました。

…いつもより眩しく感じるのは何故だろう。
低い位置に濃い灰色の雲が横に伸び、雲の隙間が層状に幅広く輝いているから?
レンズ効果か何か生じているのか、明暗差を際立たせています。

初めは眩しさに惹かれ、そんな理由を掴もうと観察していましたが、次に雲の重さが気になりました。
垂れ込めたと言うに少し届かない、低いこの暗さはどこかで見たことが…。
そうだ、冬だ。
冬の空はこんなだった。

体を包む昨日までに無いひんやりとした空気が、寒い季節の記憶を呼び覚まし、これから鉛色の空を見上げる日々がまたやってくるのだという思いに至ったのでした。
冬か。
寒いのいやだな。

今日からしばらく寒くなるそう。
皆様お風邪を召されませぬよう、ご自愛ください。