夏に楽しむヌル燗

2013-07-05 22:58:22 | Weblog
閉店1時間半前くらいのスーパーマーケット。
値引きされた惣菜がねらい目。
「半額」のシールが張られたお刺身を見つけると、ついつい手を出してしまう。
定価ではとても買う気にならない値段。
美味しそうだ。
半額でも高級なスーパーの手の込んだ惣菜を定価で買うのとあまり変わらない値段だが、半額の刺身の方が値打ちあるでしょう。

ってことで、付け合わせる副食その2は必然的に和惣菜。
ということは主食である おちゃけは必然的に日本酒となる。
この時期、お酒売り場で手を伸ばすのは

<黒松剣菱>


香りはウイスキーみたく強く、濃口でまったりとした口当たり。
後口も豊穣。
私好み。
常温からヌル燗が飲み頃。
冷蔵庫に入れず台所にポンと置いてあるので、日中締め切った部屋の熱気を吸収して、帰宅する頃にはヌル燗になっている。
そのまま徳利に注ぎ、生ぬるい液体をお猪口に移し、口腔に流し込む。
刺身と醤油の油分とアミノ酸の旨味、それに調和しさらに味わいを膨らます包容力。
少し酸味があるものの、リーズナブルなのになかなかやるではないか。

酸っぱさはもしかすると保存環境のせいかも。
最悪の環境なので、酸っぱくなる前に飲みきってしまわねばね。

<すごい自信だ>