日曜日は昼から雨の予報だった。

2013-11-08 00:08:09 | 山行
近畿の山も紅葉の時期に入ったよな。
今を逃せば紅葉はすぐ下界へと降りてきてしまう。
この2、3週間が今年最後の山行の機会だ。
雨は降っても雨脚は弱いって事だし、傘さして歩けばいいだろう。
てな訳で山へ。
目指すは奈良県は東吉野村の薊岳。
早朝から登る動きをとれなかったので短時間登山で行こう。
車で林道を山頂近くまで行き、中腹くらいまである杉や檜の植林帯をスキップ。
楽して秋を彩る自然林のみを歩こう。
が、事は思うに任せず。

目指す登山口は地図上細そうな林道の途中にある。
舗装されてるのかなって道だ。
そんななので昨今の台風被害で道路が無くなってたら計画は頓挫する。
事前確認することなく出て来た。
吉野に入り国道から県道へ、県道から村道へと進むに従い道は狭くなる。
村道入口には大又の集落のさらに奥、明神平への登山口手前が工事中で通行止めの掲示があった。
これは事前に情報入手していたし、目的の方向ではない。
他に通行止めの表示は無い。
他の道は大丈夫なようだ。
胸をなでおろし村道を進み、大又手前の麦谷口から林道麦谷線へと右折。



小さな川を渡っていよいよ急坂となる林道の横に小さい、しかしよく目立つ貼り紙がしてあった。
いやな予感。
車を止めて読んでみる。
「この先通行止め。道路崩壊のため、登山口、地蔵越へは車でも徒歩でも行けません。」
といったような記載が。
あちゃー。
やれやれ。
さっきの明神平への道の通行止め掲示には工事期間が告知されていたが、ここのにはそんな情報はない。
修復する予定は立っていないようだ。
そもそもいつから放置されているのだろう。

さて、どうしたものか。
今から他の山へ行き先変更する時間はないし。
仕方ない、ガイドブックのお勧めルートに従い登る事にする。
林道を戻り、麦谷口を右へ。
少し先に大又のバス停がありその横に登山口があった。

続く。