毘沙門堂拝観後は天智天皇山科陵まで山科疏水を辿り散歩した。
山科疏水は琵琶湖疏水の一部で、以前訪れた蹴上インクラインに繋がっているらしい。
山科駅から毘沙門堂へ向う途中で疏水を跨ぐ橋を渡った。
そこまで戻り右折、下流へ歩く。
流路の脇には道があり、ジョギングコースでもあるようで、ジョガーが度々走り抜けて行く。
明るい 西日差すベンチではご近所さんなんだろうお年寄りお二人が静かにお話ししていたり。
地域の人の憩いの場でもあるようだ。
疏水は幅15m程の底の丸いコンクリート製の水路。
水はするすると流れていく。
まずまず古くはあるものの、歴史を感じるまでには至らない。
蹴上に遺された建造物を見れば、山科疏水も造られた当時はレンガ製だったに違いない。
昔の姿を思い描いてみた。
ところどころで紅葉したモミジが水路に紅を写していた。
春は桜がきれいらしい。