初ポリ

2014-06-16 23:17:28 | テニス
最近テニ友にラケットの買い替えを薦められる。
もうそのラケット腰が折れてるんじゃないの?とか。
買い替え買い替えうれしいな 、とか。
まあ確かに古いラケットだけど、なんでみんな人にラケットを買わせようとするのだろう。
なんか私もほだされて、買い替え気分が高まってきた。
使ってみる?と貸してくれたラケットを使用してみた。

自分のより厚いフレームだったのでやはりパワーがある。
それにスウィートスポットも広い。
ストロークやサーブのボールの伸びもいいようだ。
自分のラケットでは返らないような打ち損ないのショットでも、パイーンと弾き相手コートに届く。
いいなあ。
それでいて恐れていたような球離れの速さも感ぜられず、ラケット面にボールが乗ってる感じもあった。
自分のラケットと交換しつつ試していたが、自分のラケットの方が球離れが早い気がするくらいだった。

でもそれは多分ラケットの違いではなくストリングスの違いだろう。
私のラケットには張ってから3ヶ月を超えたナイロンストリングス、対して借り物ラケットのはポリエステルとナイロンのハイブリッドが張ってあった。
張り替えてまだ、1ヶ月経っていないらしい。
私のストリングスは一回ラリーが終わるとぐにゃぐにゃに乱れるが、試打したそれは一筋の乱れも無かった。
指で無理やりずらしてみてもするりと滑り、すぐ元に戻る。
いいなあ、これ。

ポリを張ってると言うことでどれだけ硬いのかと思ったが、その復元力の良さからなのか、半分ナイロンだからか、はたまたラケットの衝撃吸収性が高いのか、ストロークでは全く硬さを感じることは無かった。
ただボレーでオフセンターに当たると、味わった事の無いビリリと金属臭のする震度がグリップに伝わって来た。
ポリは強く打つとグッとホールドしてコントロール性が上がるらしい。
が、当たりが弱いと素材の硬さが出るのだろう。
なんかポリの特徴が分かった気がする。

私のラケットのナイロンストリングスは乱れを元に戻すのにもキシキシと滑りが悪く、だから打感が硬いのだなと再認識。
スウィートスポットの狭さと相まって、柔らかいコントロールショットでセンターを外すと全然飛ばず全てミスショット。
これではラケットの打感比較はできないな。
ストリングスの状態比較をしているようなものだ。
試打ラケット比較用に張り替えてしまおうか。