新幹線に乗って思った事

2015-05-07 22:02:01 | その他旅行き
陸奥の旅・1

今年のゴールデンウィークは奮発して青森を旅する事にした。
何しろ青森は遠い。
飛行機ならそうでもないのだろうが、お高いので新幹線にした。
ら、大阪から6時間もかかる。
連休5日の内2日はほぼほぼ移動で終わってしまう。
移動時間の割合をこんなに大きく取るのは自分にとってとても贅沢な旅だ。

GWに電車で出かけるのは初めてのような気がする。
新大阪駅はすごい人だった。
TVのニュースで見たような光景だ。
希望の時刻の便ではないが幸いにして指定席は取れている。
人は多くても渋滞のない新幹線は、事故でも無い限り予定を遅れることはないので安心。
駅弁とコーヒーを買って乗車した。
車内放送で自分の乗るのは臨時列車だったと知る。
当然満席。

座席はA席。
隣の2席には親子らしい女性が座っていたが、京都で下車。
京都からは若いお嬢さんが二人座った。
お二人、列車が出発してしばらくしても会話が弾まない。
というか会話がない。
並んで乗ってきたので二人連れだと思ったが、一人旅の二人だったようだ。
二人とも本を読むでもなく、スマホを操作するでもなく、何にもしていない。
景色も見れないし。
そのうち眠ってしまったようだ。
やることない新幹線の移動はつまらないだろうな。
比べて私はえー席である。
景色を楽しみ、駅弁を美味しく食べた。

車窓から見える田んぼには水が張られたばかり。
風は無いようで、鏡面の様に背後の山や木々を写していた。
そんな水を張った水田内に送電線の鉄塔が幾つも立っていた。
水面から4本、脚が生えている。
4本足の内側、鉄塔の真下にも水が入っている。
土台は大丈夫なのだろうか。
きっと地中深くに土台を据えて、その後水田の土を戻したのだろう。
足場の4箇所だけが電力会社の土地なのだろうか。
変な眺めだった。

東京駅で東北新幹線に乗り換え。
ひと旅して来たけど、さらにもうひと旅だ。
東北新幹線は初めて。
意外と線路脇の塀の高さがあり、あまり眺めが良くない。
盛岡を過ぎると車窓の新緑が明らかに淡くなった。
新緑初期は葉っぱが反射する光の眩しさがないんだな。
木を覆う葉の密度も低く、白っぽい黄緑色で向こうが透かし見える状態。
少し季節を遡ってそんな違いに思い至る。







また思い出せる出来事を徒然に記載していこう。