希望が見えた

2015-06-16 21:38:25 | テニス
変わらず高いボールを叩くのが苦手だ。
跳ねてくるボールもふんわり返ってきたチャンスボールも、分け隔てなく…。
高さを全くコントロール出来ない。
たまにコートに収まっても、威力は全く無し。
スイングが腰より高くなると安定せず、ラケット面も一定の角度に保持出来ないようだ。

ところが最近「あれ、この打ち方ならもしかして」と思えるスイングを見つけた。
「見つけた」というのは自分のスイング感覚の中で始めて触れた感触、の意。
打てる人には当たり前のスイングなんだろう。
それはグリップエンドからスイングを始めラケット面を後から従わせて振る、こと。
そうするとラケット面が安定する様な気がする。

サーブではグリップエンドからのスイングを意識するのに、ストロークではその度合いが小さかった様だ。
手首を柔らかくし、ラケットヘッドの出を極端に遅らせるイメージで振る。
脱力していないとラケットヘッドは遅れないので余計な力が入らず、スイング途中でラケット面の角度が変わりにくいのだろう。
鞭のようにしならせてスイングすることになるので、ショットのパワーアップにもつながる。
振り抜く角度の感覚を自分のモノに出来たら、浅いチャンスボールを叩き込める様になるのでは。

ただボールをヒットするタイミング合わせがシビアだ。
ラケットヘッドの遅れ加減を把握しないと普通のラリーの時は振り遅れたり引っ張り過ぎたりとコントロールが難しい。
ラリーで使いこなすにはまだまだ練習が必要だが、ふんわりチャンスボールならタイミングは合わせやすい。
早々に自分のモノに出来そうな期待で今いっぱいである。

次にバックハンドスライス。
飛びすぎを抑える為に身体の開きを抑えるよう指導を受け、練習してきた。
ゆっくりしたボールはうまく返せるようになった。
しかし今度は相手の早いボールを躱すショットがネットするようになってしまった。
勢いが無くてネットするのでなく持ち上がらないのだ。
ラケット面が立っているのかと寝かせるのだが、これ以上寝かせたらフレームで打ってしまいそうなくらい寝かせても白帯に当たる。
おしいなあ。

コーチに相談するとラケットを上から入れ過ぎてるのではないか、とのこと。
あれ?、飛びすぎるからって指導を受けた時あなたが上からラケットを入れろって教えたんじゃない。
まあ、私が杓子定規に受け取っちゃったからいけないんだろうけど。
てことでラケットセットを低めに訂正して打ってみた。

これがまた調整が難しい。
低くしすぎるとボールは高く浮いてしまうし、高いとネットだ。
相手のボールの勢いや質でもラケットセットの位置は変わると思うので、ここっ、て高さを決められない。
瞬時の判断を養わねばならない。
いや、まてよ。
相手のボールの高さでまずラケットセットする高さを決めてしまい、そのあとボールの質を見定めてラケット面の角度を変化させてはどうだろう。
そうすれば判断する時間的余裕が得られる。
今度両方試してみよう。