四国村ギャラリーのある建物は安藤忠雄設計で、お得意のコンクリート打ちっ放しである。
入口を入ったところにあるソファでちょっとひと休み。
コンクリート壁の内装デザインを鑑賞。
日本全国どこに行っても安藤建築に出会うのだが、いったいどれほどの建物を設計したのだろう。
すごいなあ。
階段を降りると入館受付がある。
料金は入村料に含まれるようで、入館料を払う必要はなかった。
今は「猪熊弦一郎展~私の好きなもの~」を開催中。
係りの方が写真撮ってもいいですよと教えてくれた。
へえ、最近はそんなところが増えたなあ。
嬉しいことである。
展示室はそんなに広くはなく、細長い廊下状の一部屋のみで、左右に作品が飾られていた。
猪熊弦一郎は抽象画を描く画家で、彼の作品と彼の収集していた小物が展示対象。
絵はよく分からないので、これらはさらりと鑑賞。
面白かったのは、猪熊弦一郎の海外での生活や創作エピソードの書かれたボード。
彼の人となりに触れさせてもらった。
そして自分としてはメインの展示と思う彼の収集品。
古い時代のオモチャや置物にはプラスチックのそれらにはない重みがある。
実体感が違いますな。
ギャラリーの奥から外に出ると、水景庭園があった。
方形の池をつなげ、水を流し落としていた。
池の間を歩いて降りることができ、先端まで行って戻ってきた。
退館前に連れが猪熊さんの動物の絵が描かれた風呂敷を買っていた。
我が家のリビングのテーブル敷きとなる予定。
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