旅の最後のお楽しみ

2013-05-25 00:30:25 | その他旅行き
北陸道に戻り、大阪へと車を走らせていると、眠くなって、きた。
次のPAで仮眠しようと標識を見ると、偶然にも行きに車中泊した刀根PAだった。
車中泊も3日目となると疲れてきてよく眠れること。
切れ切れながらも、24時前に眠りに入り翌朝6時前まで眠れた。

深夜に帰り着くつもりが明るくなってしまった。
お休みはまだ一日ある。
予定変更。
下道をドライブして帰ろう。
木之本ICで高速を降り、国道8号と303号で琵琶湖の西側へと向かう。



途中、桜で有名な海津大崎の方へ入ってみた。
長閑な湖岸の道。
朝まだ早く、走る車は少ない。
桜の季節はひどい渋滞になるらしい。
トンネルが狭いのが原因と聞く。
なるほど、バスなんかが前からきたら離合に苦労しそう。



八重桜が散り果てる頃である。
車を降りてみると、湖を渡り来る風が頬をなでる。
日がな一日湖岸で過ごすのも気持ち良さそう。
見かけるのは釣り人にキャンパー、サイクリスト。
自転車で走るのもいいなあ。
琵琶湖岸の道がサイクリストに人気があるのも頷ける。



大阪へと向かう道は鯖街道。
日本海で獲れた鯖を京へ運んだ古の路。
今、その山中の道は国道367号。
入ってすぐは杉林に囲まれつまらないものの、しばらくすると新緑輝く雑木林が戻ってきた。
その日はゴールデンウィーク最終日。
北に上る対向車線は遊びに向かう人達の車で結構な混み具合。
対するこちらの車線は空き空き。
山間の道路を快適に走る。
春と夏の端境の景色を見せる車窓。
窓を全開にし、この時期ならではの空気を車中に取り込む。
よろしいなあ。



国道367号から477号に入った下り坂の途中、広い谷に田んぼが広がっていた。
脇道に車を止めて撮影に降りる。
日を浴びて撮影しても暑くなく、なんの不満もない気候。
田んぼの横の畦はいよいよ百花繚乱。
春の草花のありとあらゆるものが咲き乱れていた。
田んぼは田植えが終わり、早苗が風に揺れる。
お天気よくて、ホント良かった。



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